山のトイレ事情は深刻である。
「高冷地の為汚物は分解されません。トイレットペーパーは便器に捨てずに外付けの箱の中に捨てるべし。」
「分解されない汚物は貯まるとヘリで下界に降ろします。お金がかかるので宿泊者以外は使用料100円を払うべし。」
「山では水も貴重な資源です。水洗トイレじゃなくても我が儘を言わず平然と構えるべし!」
山のトイレにはアンモニアの刺激臭で眼を開けていられないほどの強者もいる。昨今の山ブームに於いて汲み取り式のトイレなんぞ使ったことのない山ガール達にとっても悩みのタネの一つであろう。山オンナのトイレシュランとは、筆者である山暦5年目の「あたい」が訪れた山に設置されているトイレについて11段階評価で☆を付けていく一大プロジェクトなのである!



「山と便器」第五回【北穂高小屋のトイレ】

評価:☆☆☆☆
使用日:2010年9月18日、2011年7月17日




山ガール達のオアシス涸沢(※1)から日帰りで登る事ができる北穂高岳。その頂上の先にある雰囲気のいい山小屋が北穂高小屋である。
(※1)上高地から6時間歩いた先にある谷。涸沢ヒュッテや涸沢小屋、テント場などがあり、ここから奥穂高岳や北穂高岳に日帰りで登る事ができるため穂高連峰登山のベースキャンプにもなる。歩く時間は長いが、比較的キツくない登りで辿り着く事ができるので初心者はまずココを目指す人が多い。朝焼けを受け、紅くなった穂高連峰を見ることができるスポットでもある。
天気がいい時は小屋前のテラスには目の前に広がる槍ヶ岳や大キレットの雄大な姿を見る人々が集い、小屋オリジナルのカップで飲むことの出来るコーヒーで一息。
たまにはおはぎなんかも食べることができ、水場のない山小屋とは思えない至れり尽くせりの山小屋である。
そんな北穂高小屋のトイレも水がない分気持ちよく使える工夫がされていて、使う方も綺麗に使おうと思わせるトイレである。


トイレットペーパーあり。 +1点
扉の鍵が壊れていない +1点
便器が汚れていない。 +1点
虫はいない +1点
山のトイレの基本を超越していない 0点 
トイレに対しての工夫があるか +1点(説明1) 
☆ どうなってるの!?ていうかむしろいい香り!! +2点(説明2)

計7点
説明1:大と小を別々に処理している点。トイレに花が飾ってある点。
説明2:トイレに芳香剤が置いてある点。

いや〜トイレって、本当にいいものですね。


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