“野球拳”と聞いてパッと思い浮かぶのは、歌い踊りながらじゃんけんする宴会芸。テレビのバラエティ番組の影響で、じゃんけんで負けた相手の服を脱がせるゲームというイメージが根強くあります。

でも、野球拳のルーツは愛媛・松山にあり。もともと野球の試合で負けた夜、勝った相手に“敵”を取るために挑んだのが野球拳のはじまりで、松山の料亭で披露したのが広まったと言われています。
毎夏恒例の「松山まつり」でも野球拳で街を練り歩く光景は、地元ではおなじみ。

その松山に数年前、登場したのが「野球拳アイス」です。愛媛の高速サービスエリアや松山城などの観光スポットで、オレンジ色ののぼりを目にすることが増えました。ただ「1個300円、高いな・・・」とずっと思いながら、最近やっといざ買ってみた次第です。

キャッチフレーズに「当り確率三割三分三厘」とあります。アイスのパッケージの中にある紙が“くじ”になっていて、当たるともう1個もらえる仕組み。でも当たらないと1個300円・・・この大きさではどう考えても高い。しかも「本当にそんな確率で当たるのか」と思いながら、くじを開いてみると、なんと“当たり”ですよ、1回で。まさに、ビギナーズラック!


そんな簡単に当たるものなのか、と思ってもう1個を手にしてくじを開くと、さすがに2個目はハズレ。アイスは濃厚な愛媛みかん味のシャーベットで、1個当たったのもあって、美味しくいただきました・・・ちょっと甘さキツかったけど。

果たしてご当地名物になるか。でも、アイデアはなかなかおもしろいかと。「松山で野球拳アイス、食べた〜」というネタにはなりそうです。あと“運だめし”によいかもしれません。当たったらやっぱりうれしいです。ただし、アイスの食べ過ぎにはくれぐれもご注意を。


参考:野球拳(Wikipedia)


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