秋の代表的な味覚といえば「松茸」が有名。だが、松茸の価格は高く、“庶民”はなかなか手が出ない。一度でいいから、松茸をお腹いっぱい食べてみたい・・・などと夢見る人はけっこう多いのではないだろうか。

そんな松茸がたった315円で、おそらくお腹いっぱい味わうことができるお菓子がある。大阪糖菓(コンペイトウミュージアム)が発売する『松茸こんぺい』だ。

さまざまなコンペイトウを発売することで有名なこの会社、ニッチーでは以前、数々のコンペイトウを“発明”する社長や、日本最長となる60分キャンディを紹介した。

数あるコンペイトウの中で、秋から冬にかけてよく売れる商品が、松茸こんぺい。
袋を開けると、香ばしい松茸の匂いが漂い、試しに1個、口に入れてみるとすぐに松茸の風味が口いっぱいに広がる。予想以上に本格的な“松茸風味”が楽しめる。また、すき焼きにこの松茸こんぺいを入れるのもオススメ。その際はあらかじめ砂糖は抜きにするのがコツ。

この松茸こんぺいがデビューしたきっかけを、大阪糖菓の野村卓社長に聞いた。
「2008年秋にテレビ番組の企画で、秋にふさわしいコンペイトウを作ることになり、真っ先に浮かんだのが『松茸』でした。番組放映後、試食用にコンペイトウミュージアムを訪れるお客さんに味わってみたところ、かなり好評だったので商品化に踏み切りました。今でも秋から冬にかけてよく売れます。さすがに春や夏は“季節外れ”なのかあまり売れませんけれど・・・・」

他にも、夏向けに塩分補給を兼ねた「塩こんぺい」、眠気覚ましの“大人のお菓子”として「珈琲コンペイ」など、ちょっと変わったコンペイトウを次々と開発して発売中だ。
松茸こんぺいも含め、ほとんどの商品が大阪・八尾と堺のコンペイトウミュージアム、さらにインターネットでも購入できる。

315円で松茸なんてウソだ、大したことないはず・・・と思うなら、ぜひ一度味わって欲しい。ただし、美味しいからと言って食べ過ぎにはくれぐれもご注意を。

※価格はすべて税込、取材時の価格

【取材協力】 コンペイトウミュージアム


(Written by Aki Shikama)


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