京都にある数々の有名なパワースポットを今、萌えキャラ「からす天狗うじゅ」と一緒にクイズを解きながらめぐるゲームが提供されている。名付けて『うじゅのぱわ〜すぽっとめぐり!』。早速、iPhoneを片手に、現地でこのゲームを体験してみた。
からす天狗うじゅは、京都にある東映太秦映画村で開催されるイベント「太秦戦国まつり」(今年は11月26・27日)の公式マスコットキャラクター。
2007年2月のデビュー以来、CDデビューや漫画化、フィギュア発売などを展開している。今回、携帯電話のGPS(全地球測位システム)機能を使い、京福電車(通称、嵐電)の沿線にあるパワースポットをクイズに解答しながらめぐるゲームを、立命館大学映像学部の学生とゲーム企画会社supernovaが開発した。
まず、京福電車の帷子ノ辻駅からスタート。駅窓口でプロマイド兼参加券(500円)を買い、さらに、京福電車1日フリー乗車券(500円)も購入した。そして、プロマイドにあるQRコードをiPhoneで読み取ると早速、キャラたちによる指示が画面に出てきた。
“龍”の絵が示す嵐山の寺とは・・・京都を知っている人ならここでピンと来るはず。ひとまず京福電車に乗り、一路、嵐電嵐山駅へ。そして、その寺に着き、GPS機能を使うと・・・見事「正解じゃ!」の画面が登場。ひとまずホッとし、キャラたちによるその寺に関する解説を読んで一段落したのもつかの間、早くも次のパワスポに向かうように指示が出た。
クイズは、誰もがわかるような簡単なものから、ちょっと頭を捻って考えるレベルまでさまざま。また、それぞれのパワスポに関する解説とともに、キャラが「そろそろ休憩しない?」と、その駅(パワスポ)近くにあるカフェなどを紹介してくれるサービスもあってありがたい。
いざ全クリアしてみた感想としては、京福電車沿いには本当に京都でも著名なパワスポが多いのがわかり、ただ単に京都のパワスポを訪ね歩くよりも、うじゅたちとめぐるとまたひと味違う京都を楽しめた気がする。また、難しい寺社用語などもキャラたちの解説だと理解しやすい部分もあった。
もちろんファンにはたまらない内容。さらに今後“地域活性化”という観点からも、こういったGPSゲームはご当地PRとしてなかなか効果的であるのは間違いなさそうだ。
参加券は、京福電車の主要駅などで販売中。12月26日まで。
■販売先
嵐電窓口(嵐山駅/四条大宮駅/帷子ノ辻駅/北野白梅町駅)
【取材協力】
株式会社supernova
うじゅのぱわ〜すぽっとめぐり!|「からす天狗うじゅ」公式サイト
(Written by Aki Shikama)
【編集部のイチオシ】
・全国ブレイク必至 B級グルメ「牛骨ラーメン」を食す
・金時豆が入ったお好み焼きを食べる?〜徳島県鳴門市〜
・四国八十八ヶ所巡ラー?なら常識! 常連者推奨のスニーカー
・ 釧路っ子のソウルフード「スパカツ」
・吉本芸人の御用達!うどんなき“肉うどん”…千とせの「肉吸い」
・秋田発チョコ菓子風シールの高すぎるクオリティ