たかが綿棒、されど綿棒。誰がもらっても使える、ちょっと変わった「綿棒」が、大阪のお土産屋さんでよく売れているという。

大阪・ミナミを中心に、さまざまな“大阪土産”を販売する土産店「なにわ名物 いちびり庵」。店内には、お菓子やキーホルダー、携帯ストラップなどたくさんの大阪土産がところ狭しと並ぶ。その中で最近、トップクラスの売上を誇るのが『大阪弁おみくじ綿棒』(税込315円)だ。

この商品が登場したのは、7、8年前。いちびり庵の担当者によると、容器にギッシリ詰まった綿棒を抜くのが、なんとなく“おみくじ”に似ていることから開発されたという。綿棒には1本ずつ、それぞれ大阪弁が書かれてあり、超吉から超凶まで12パターンある。例を挙げると、吉だと「ぼちぼちでんな〜」、小吉だと「たこ焼きやこか!」、凶だと「気ぃ悪いのぉ」など、全部で110本入っている。

例えば、耳そうじの時に“運試し”で1本引き、その結果に一喜一憂しながら耳そうじをしてみる。まさに一石二鳥。

その他、いちびり庵で最近よく売れている商品といえば、トイレットペーパーに“懺悔”の言葉とイラストがつづられた『かんにんペーパー』、「ウチ専用」「オカン専用」なとど印刷された歯ブラシや箸など。担当者曰く「長引く不況のご時世からか“実用性”のあるものが売れています」とのことだ。

大阪のお土産といえば、真っ先に思い浮かぶのは、たこ焼きやお好み焼きといったコナモン、くいだおれ人形などのキーホルダーや携帯ストラップなどかもしれない。だが“大阪弁”もれっきとした大阪名物。その大阪弁を生かし、もう1つの大阪の名物といえる“笑い”をも感じされるユニークなお土産の数々、ぜひ大阪を訪れた際にゲットしてみてはいかがだろうか。

取材協力:なにわ名物 いちびり庵

(Written by Aki Shikama)


【Nicheee!編集部のイチオシ】
日本人女性の思う「ザッカーバーグ」
閉鎖するサイトも続出…ペニオク界に存在する「梁山泊」
【発掘美女図鑑】プロビリヤード選手 江辺香織
「綾瀬はるか似」には気をつけろ
女性「結婚したいのは小栗旬よりバナナマン日村」