兵庫・相生湾に面して、中華風のなかなか豪華な建物がある。その名は「道の駅 あいおい白龍(ペーロン)城」。なぜいきなり相生でこんなチャイニーズなお城があるのかというと、昔、長崎に伝来した中国船が海神の怒りを鎮めるためにペーロン競漕を行い、相生では大正時代に長崎出身の造船所従業員が故郷をしのんで始めたのがルーツ。今でも年1回、相生湾でペーロン船でペーロン競漕が行われるのが恒例行事になっている。
その道の駅で人気を集めているのが『相生牡蠣バーガー』(400円)だ。
相生牡蠣バーガーはここでしか食べられない。駅の売店によると、登場したのは2、3年前で、相生特産の牡蠣が使われている。この揚げたての牡蠣フライに、チェーダーチーズ、特製タルタルソースがかかっているほか、レタスとトマトも入っている。注文してから揚げてくれるので待つのに5分ほどかかる。
そしていざ食べてみると、口の中で牡蠣フライとタルタルソースがからみあって絶妙な味わい。1個のバーガーでしっかりご当地の牡蠣を美味しく食べることができて、ぜひおすすめといえる。
ちなみに、牡蠣は冬の限定食材だが、この牡蠣バーガーは年間を通して販売されている。とはいえ、せっかく味わうなら冬もしくは春先にぜひ訪れて食べてみて欲しい。もちろん、殻付きの美味しい生牡蠣も、道の駅で存分に調達できる。しかも道の駅には日帰り温泉「ペーロン温泉」もある。
※価格は税込、取材時の価格
道の駅 あいおい白龍城
(Reported by Aki Shikama)
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