ネットで話題のラーメン屋さん「パイナップルラーメン屋さん パパパパパイン」。店名の通り「パイナップルラーメン」を出すラーメン屋さん。パイナップルラーメンの専門店で、メニューはパイナップルラーメンとパイナップルつけ麺しかない。西荻窪の駅からすぐの場所にある。2011年の6月にオープンしたらしい。
で、「パイナップルラーメン」ってなに??と思うかもしれないが、それについてはいろいろな方がいろいろと書いているので、そちらを見て欲しい。
さて、そんな情報を見て、ネットは信用できないので、実際に確かめるため行こう行こうと思っていたのを、ついに実行。行ってみた。
 
ネットで見覚えのある店の前に到着。だが、そこに待っていたのは店頭の券売機に張られた衝撃的な張り紙。
張り紙には、“限定ラーメン「バババババナナ」600円”とある。バナナラーメンだって???
パイナップルラーメンを食べに来たのだが、この張り紙のあまりの衝撃に気が動転して思わずバナナラーメンを食べようと決めた。張り紙に書かれている指示通りに、500円のビールの食券と100円の味付玉子の食券を購入して、しめて600円。これを出して「バナナでお願いします」と呪文を唱えれば、バナナラーメンが出てくるらしい。

そして入店。席はカウンターのみなので適当に座り、「バ、バナナでお願いします」と緊張気味に食券を提出。すると「トンコツにしますか、魚介にしますか」と店主。とっさに「トンコツで」と返すが、「やっぱり、オススメはどっちですか?」と言い直す。店主曰く「オススメなのはトンコツです」。「じゃあ、トンコツで」というやりとりの後、数分で出てきた。

 
見た目は普通・・・ではなく、黒くてドロッとした感じのスープが印象的。具材でバナナが入っている訳ではなく、バナナらしき要素はこの特徴的なスープのみ。
さて問題の味はというと、バナナの味は確かに感じるし、トンコツスープの味も感じる。バナナとトンコツを足した味としか表現できない。もはや美味しいとか美味しくないという次元ではない。機会があれば実際に食べてみて欲しい味だ。

ほどなくして完食。店主の倉田さんに話を聞いてみた。
記者「バナナはどれくらい入っているんですか?」
店主「1杯の中に1本以上は入っています。焼いてペースト状にして、トンコツスープと合わせています。」
と言って、合わせる前のトンコツスープとペースト状のバナナを見せてもらった。トンコツスープはサラサラしたもの、バナナペーストはラーメンのスープを同じ黒っぽい感じのもの。焼いているから黒いのか。スープのドロッとした感じはバナナペースト由来のものだ。
記者「バナナラーメンは限定なんですか?」
店主「はい、今週の限定はこのバナナラーメンです。この他にも、パイナップル以外のフルーツで毎週のように限定ラーメンを作っています。」
記者「へー、今週だけなんですか」
店主「はい、来週(※)はドラゴンフルーツの予定です。」
記者「それは味が想像できませんね。(ドラゴンフルーツを食べたことがないので)」

西荻窪のパイナップルラーメン屋さんは、パイナップルだけでなく、とってもフルーティーなお店だった。

※取材時の「来週」とは「今週」のことです。
詳しくはパパパパパインのツイッターをご覧下さい。

パイナップルラーメン屋さん パパパパパイン
東京都杉並区西荻南3-12-1 日伸西荻プラザ1F
TEL:03-3247-2181


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