高速サービスエリアや道の駅などの売店で、最近よく見かけるのがご当地のお茶を使ったペットボトルの数々。おなじみのお茶のペットボトルと並び、それほど目立たないところに置いてあるので、なかなか気づかないかもしれない。
 
まず、滋賀で見つけたのが『あおばなほうじ茶』だ。あおばなは、全国でも琵琶湖に面した滋賀・草津市だけしか現在栽培されておらず、6月下旬から8月下旬にかけ、草津を訪れるとあおばなの花が咲く光景を見ることができる。
そのあおばなを使い、1200年の歴史がある信楽の朝宮茶とブレンド。ダイエットや健康、メタボにもも良いされ、一口飲んでみるとちょっと変わった味に感じたが、飲んでいるうちに慣れてきてスッキリと味わうことができた。

そして、福井では『越前茶』のペットボトルが販売されていた。福井では昔から緑茶と大豆を煎じてお茶を美味しく飲む習慣があり、越前茶は香ばしい風味と独特の味わいが特徴。この製品は、ほうじ茶に大豆がブレンドされていて、その香ばしさがとても感じられた。冬季限定でホットのペットボトルも販売。
 
また、和歌山で見つけたのが『熊野古道物語』という緑茶のペットボトル。和歌山にも茶葉の産地があり、お茶を抽出する水も高野山麓の地下水を使うこだわりよう。香り高く美味しいお茶だと感じた。熊野古道の散策に持参するのもオススメ。
 
さらに、奈良では『やまと茶』のペットボトルを発見。大和茶の歴史は古く、806年に弘法大師が唐から茶の種子を持ち帰って宇陀に播種して製法が伝えられたといわれる。ちょっと渋めな旨みがあり、後味すっきりな大和茶が手軽に味わうことができた。

他にも、兵庫・丹波篠山の『黒豆茶』、沖縄の『さんぴん茶』など、いまや全国各地で見かけるご当地「茶」ペットボトルたち。せっかくお茶のペットボトルを買うなら、ご当地でしか買えない商品を飲んでみてはいかがだろうか。どの商品もほぼ他のペットボトル同様、500mlなら150円程度で手に入れることができる。

(Reported by Aki Shikama)


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