“東の秋葉原、西の日本橋”といわれる日本有数の電気街、大阪・日本橋のでんでんタウンは近年、アニメ、ゲーム、ロボット、ホビーなどポップカルチャーの街としても発展を遂げている。
その魅力を発信するためのイベント「日本橋ストリートフェスタ」が3月20日、大阪・日本橋のでんでんタウンで開かれた。昨年東日本大震災の影響で中止になったため、2年ぶりの開催で8回目。現地の模様をレポートする。

さわやかな晴天に恵まれた当日、現地は13時スタートのオープニングセレモニーを前に、早くも大勢の人々が集まって沿道を埋め尽くし、熱気を帯びていた。
そして、今宮戎の福娘や「まんが王国とっとり」をPRする平井伸治鳥取県知事らがあいさつ、「でんのすけ」「音々ちゃん」ら日本橋のキャラクターたちが盛り上げた後、パレードがスタート。
日本橋商店街のスタッフ、関西で活躍するコスプレイヤーたち、コンテストで受賞したメイド衣装をまとったメイド喫茶のスタッフら、多種多彩な人々がパレードで行進した。

その後歩行者天国となったでんでんタウンで、地元の中学校吹奏楽部や大阪府警察音楽隊などによる演奏、ストリートダンスのデモンストレーション、人気声優によるトークショーなどが行われた。
特に、ブラスバンドの演奏では、でんのすけと大阪・石切参道商店街のキャラクター「いしきりん」が登場し、音楽にあわせて子どもたちと一緒に踊るパフォーマンスも。

また、自動車レースのスーパー耐久(GT)で実際に参戦した音々ちゃんレーシングカーの展示が行われ、車の前でコスプレイヤーが立ってポーズを決めると、たくさんの人々がまわりを取り囲んでいっせいにカメラを向けていた。

ほかにも、日本橋ものづくりエリアとして、高校生が製作したロボットの展示やパフォーマンス、「がんばろう東北」「まんが王国とっとり」PRブース、大阪市環境局と日本橋商店街がコラボレーションした音々ちゃんのイラスト入り「萌(燃)えるごみ袋」の無料配布などが行われた。

そんな中、今回のイベントでおそらく最も盛り上がったのは「日本橋コスプレ祭」。その模様は次回、写真とともに詳しく紹介する。


第8回日本橋ストリートフェスタ2012

(Written by Aki Shikama)


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