中高生がドキュメンタリー映像の制作を体験できるワークショップが２４日、横浜市「Bank ART」で開催された。

世界最大のドキュメンタリーチャンネルの「ディスカバリーチャンネル」が主催したもので、ドキュメンタリー映像に関心のある中高生約５０人が参加

海外から中継参加したドキュメンタリーチャンネルの番組プロデューサー、ビクラム・シャナ氏、さらに東京造形大学大学長で映画監督の諏訪敦彦氏や、映画監督の中村高寛氏が順番に「好奇心を発見」をテーマにトークセッションした後、「好奇心」をテーマに即席で組まれた中高生のチームでドキュメンタリー映像の制作に取り組んだ。

最初は初対面同士でぎこちないチームだったが、お互い意見をぶつけ合い、共に撮影に出かけて制作に取り組む中で打ち解けあい、編集作業に取り組む頃には初対面とは思えない盛り上がりを見せた。

いずれのチームも撮影中に一般の人からインタビューを取る難しさを感じると共に、初対面同士のチーム内でのコミュニケーションの取り方で悩む事が多かったようで、ワークショップ後の感想では、「チームワークの大切さや自己主張の必要性と、他人の意見を尊重することの重要性」を挙げた学生が目立った。

また参加したある学生は、「映像を通してコミュニケーションが取れる事を学んだ。自分の意見を主張しつつも、回りの意見を取り入れる事が大切だなと思いました。」と語る学生もいた。

ここから未来のドキュメンタリー作家が生まれるかもしれない。

ディスカバリーチャンネル