【試合結果速報】SCANDAL vs BUDOKAN

先程、日本武道館で行われた、
「SCANDAL JAPAN TITLE MATCH LIVE 2012『SCANDAL vs BUDOKAN』」
の試合結果が飛び込んできたので速報でお伝えしたい。

○SCANDAL（144分　ブッ飛ばし）BUDOKAN●
※満員の観客を味方に付け、SCANDAL、BUDOKANのブッ飛ばしに成功！

SCANDALvs武道館と題された、SCANDAL初の武道館ワンマンライブ。今年で結成6年、メジャーデビューからわずか3年半、おまけにチケットは15分でソールドアウトという快挙を成し遂げた天下無双のガールズバンドは、幾多の大物アーティストたちが歴史を刻み、伝説を残してきたこの日本武道館で一体どんなパフォーマンスをするのだろうか？

客電が一斉に消え、オープニングVTRが流れる。武道館と格闘しようというSCANDALの闘志溢れる映像に満員の客席のボルテージも最高潮に達した。

18:40、リングアナのコールでメンバーが登場！
18:41、この世紀の決戦の火蓋は『SCANDALのテーマ』と共に切って落とされた。

「明日からのみんなの人生が変わる、そんな日にしようと思ってる！」とファンに投げかけるHARUNAを始め、メンバー全員絶好調、すさまじいパワーを保ったまま、次々と楽曲を奏でていく。

どの楽曲もCDで聴くのと比べものにならないぐらいのパフォーマンスで、圧倒され続けていたのだが、特筆すべきはRINAのドラムソロパート。HARUNA、MAMI、TOMOMIがステージを降り、RINAだけが残ったステージ。バスドラムでのコール＆レスポンスやドラムソロをたっぷり聴かせてくれた。たった一人で10分弱のソロステージをこなし、場内全てがそのプレイに集中し、魅了させる20歳のドラマー。恐るべし！だ。

『SCANDAL BABY』で終了した本編。
当然、オーディエンスのアンコールは鳴りやまず、いやどんどん大きくなり、その声に応えて再びメンバーが登場。ドラムがセッティングされたセンターステージでのアンコールは、武道館が慣れ親しんだライブハウスに様変わりしたかのようなステージング。
武道館の全てを掴んだこの瞬間、SCANDALの勝ちが確定した。

大阪で結成されたバンドらしく、武道館よりも大阪城ホールを目指していた、とは言っていたが、アンコールを含めて計21曲を完奏し、満員の武道館に大声援で見送られたTOMOMIが見せた、目頭に浮かんだ熱いモノは彼女たちの清々しい達成感と武道館という重圧から解き放たれた開放感を表していたのだろう。

メンバーも、全てのオーディエンスも、完全燃焼出来た、本当に素晴らしいライブ。5月から始まる、ライブハウスツアーも見逃せなくなったのであった。（ちなみにこのライブ、WOWOWでの放送も決定！こちらもお見逃しなく！）

プリンセスプリンセスが復活した今年、この20代前半のガールズバンドが武道館を成功させた意味はとても大きい、と思う。

※テンションが上がり、帰りにグッズを購入！兎にも角にも、最高！だったってことです。