2月13日、20時過ぎ。東京・青山CAY。
静かに、でも力強い弦楽4重奏がすてきな旋律が会場を静寂へと導く。そしてメンバーが舞台上に表れた。

『complex of love』。
「愛 は complex ?」と題されたこのライブはcossamiと弦楽四重奏で紡ぐ父親を失った娘のストーリーで展開されていった。

cossami。初めて聞く方も多いかも知れない。ヴォーカル・コーラスのminami、ヴォーカル・コーラス・ギターのhiroco、ヴォーカル・コーラスのharuca、エレクトーンのyoshieからなる女性カルテット。
2009年、minamiとhirocoで結成されたネオフォークユニット。日本テレビ「100日劇場」で北海道から東京まで歌を作りながら旅をした女性デュオ・・・といえば覚えている方もいるかもしれない。2011年、コンビでの活動に終止符を打ち、新たにharuca、yoshieの二人を加え、4人で新たなステージへと歩き出した。


さて、cossamiの説明はこれぐらいにして、ライブの話に戻ろう。

演奏する楽曲が幅広いのでとても楽しめる。
かわいらしい女心を歌う、オリジナル楽曲はもちろんのこと、味の素「パルスイート」のCMソングにも採用されているユーミンの名曲「やさしさに包まれたなら」などのカバー曲も、cossamiの目線による優しく、そして暖かいハーモニーでゆったりとした時間が流れ、心を癒してくれる。

こんな素敵なライブをする4人に深く興味を持ち、いくつかの質問を彼女らに投げかけてみた。

−−音楽を始めたきっかけは?
hiroco「マイケルジャクソン好きすぎて!」
minami「高校でhirocoとガールズバンドを結成して、歌う楽しみにどっぷり浸かっていった。」

−−2人から4人へ最も変化したことは何ですか?
「音を重ねていく楽しさが増した。」
「呼吸を合わせるスリリング、呼吸が合った時の清々しいバイブレーション。」

−−音楽を奏でるに当たって最も注意している点は?
「奏でている音に愛着と愛情がつまっているかどうか。そしてその音が聴いている人も包んでひとつになっていく感覚を忘れないこと。」

−−今後はどんな活動がしたい?
「10年20年・・・この先ずっと聴いていたいとおもえる音楽をつくりたい。歌い継がれている民謡やクラシックの曲を現代のものとミックスしていきたいです。」

なるほど。愛着と愛情がつまっているからこそ、cossamiの音楽は優しいのか。

4人組になり、音楽の幅も広がったcossamiの今後に注目したい。


cossamiオフィシャルサイト


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