いよいよ春競馬のクラシック戦線が山場を迎える。特に、牡牝の3歳馬たちが争うクラシックレース、5月20日に『オークス』、同27日には『日本ダービー』が開催。普段は馬券を買わない人でも、オークスやダービーの名前を聞いたことはどこかであるはずだ。
競馬は、何十年も経験あるファンでさえ、なかなか続けて的中することが難しいギャンブル。その競馬ファンたちが足しげく「神頼み」に通う神社が京都にある。
京都市伏見区にある『藤森神社』。境内にかかる絵馬には「競馬を愛する人達の『勝馬祈願札』」がかかっていて競走馬が描かれている。絵馬に書かれた願いを読んでみると「武豊騎手を応援しています!勝たせてやってください!」「今年は100万円以上の馬券回収を目指したいです」といった競馬がらみが明らかに多い。
また、ナリタブライアンやトウカイテイオーなど往年の有名な馬たちの絵画も奉納されている。さらに、毎月5日には、ハズレ馬券を焼納する「願駈祭」まで実施されているという。
藤森神社は平安京以前からの古社で馬とのゆかりが深い。5月5日の「藤森祭」は菖蒲の節句発祥の祭りとされ、菖蒲が勝負に転じて『勝運』のご利益で知られるように。同じ日に行われる「駈馬(しょうぶ)神事」は1200年の歴史を誇り、神社の参道を馬がさまざまな技を披露しながら駆けていく伝統馬事だ。
さらに、11月第2または第3月曜日には、競馬と馬を愛する人たちのための祭典「シンシン祭」も開催され、騎手や調教師、馬主、厩務員ら競馬関係者や競馬ファンらが一堂に集まる。
藤森神社
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