土日のタイムズスクエアは、普段以上に観光客や地元の人々らが集まり、有名な看板の前で写真を撮ったり、ストリートパフォーマンスを眺めていたりしてにぎわっています。
そんな中、そのタイムズスクエアの片隅で、着ぐるみたちが立っているのを見つけました。ミッキーマウスやミニーマウス、キティちゃん、エルモ、スポンジボブ・・・着ぐるみたちは、周辺を歩く人々に手を振り、サービスしているように見えましたがふと「何かおかしい」と気づきました。
まず、ミッキーとキティちゃん、ブランドも違うキャラ同士がタイムズスクエアのような有名な観光スポットに正式に登場するだろうか。そして、キティちゃんの着ぐるみをよく見るとなんだか顔が正確でない気がする。しかも、着ぐるみがリュックサックをしょっている・・・つまり、ニセモノたち!?
さらによく観察すると、歩いているアメリカ人たちは着ぐるみに見向きもしません。普通、人気キャラの着ぐるみがいたら近寄って一緒にカメラで撮りたいだろうに、そういった行動は子どもですら一切なし。
そんな中、スポンジボブの着ぐるみが自分のところに歩いてきて”picture for 1 doller”とささやいてきました。つまり「写真撮るなら1ドルね」とのこと。1ドルなら安いものかもしれませんが、それ以上に請求される気がしないでもなかったのでサッとその場から逃げたことは言うまでもありません。
それにしても、着ぐるみまで作って観光客相手に儲けようというのが、さすがアメリカ人というか。いずれにせよ、ニューヨークでこんな着ぐるみ集団に遭遇したら、要注意です。
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