万博の楽しみの1つが、世界各国のパビリオンだ。今回も「国際館」として、105ヶ国・地域と10の国際組織が参加。もちろん、日本館もある。1日や2日ではとてもすべての国際館を見ることができないほど、各国が海をテーマにしたこだわりの展示を行なっていた。
まず「ロシア館」では、北極海がテーマ。氷をモチーフにしたトンネルの中を歩き、氷山におおわれた海を巨大な船が進んでいく様子などが迫力ある映像で紹介され、北国ならではのアピール内容。
「米国館」は、『多様性と脅威、そして解決策』をテーマにして米国沿岸部の紹介やそこに住む人々のコメントなどで、オバマ大統領もメッセージを寄せていた。
一方、「イタリア館」では、米大陸を発見したコロンブスがジェノバ出身であるなどイタリアと海との歴史を紹介し、「スペイン館」は、大航海時代での活躍ぶりなどをPR。
一方、「イタリア館」では、米大陸を発見したコロンブスがジェノバ出身であるなどイタリアと海との歴史を紹介し、「スペイン館」は、大航海時代での活躍ぶりなどをPR。
「オランダ館」には、フェルメールやゴッホらオランダを代表する名作がズラリと並んでいた。その他、パビリオンの外観デザインを見ているだけでも各国の特色が出ていてなかなか楽しかった。
さらに、国際館の中には、ご当地グルメを提供するレストランを設けている国も、ドイツやイタリア、スペインなどで、いずれも早速「美味しい!」との好評ぶりを耳にした。国際館への入場はすべて無料だが、レストランは有料となる。だが、世界のグルメが一度の食べられるのも万博ならではで、行く機会あればぜひ味わってみてほしい。
2012 麗水世界博覧会 公式ホームページ(日本語)
※2012麗水世界博覧会組織委員会の許可を得て取材、撮影しています。
※記事の情報は取材時のものです。(Written by Aki Shikama)
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