万博で食べられるグルメは、さすが国際博覧会だけあってグローバル。地元の韓国をはじめ、日本、イタリア、ドイツ、スペイン、ウルグアイ、ベルギー、マレーシア、中国などの料理が味わえる。その中で記者が食べたオススメを紹介する。
まず、押さえておきたいのが、万博会場のある麗水のご当地グルメだ。海に面した麗水は昔から新鮮な魚介類が豊富に食べられるスポットとして知られている。例を挙げると、刺身をはじめ、鱧(はも)、牡蠣、ウナギなど。その一部が、万博会場でも味わえる。特に、麗水産の煮干しでダシを取った魚風味のあっさりした“温麺”は、キムチ付きで4000ウォン(約280円)。日本人の口に非常に合う麺類で出汁が絶品。おなかにやさしいので、韓国でやや食べ過ぎ気味の人にもオススメだ。
また、外にある屋台では、トッポギやホットドッグなどのスナック系メニューが目立った。青やピンクなどのカラフルな綿菓子、韓国発で大人気の菓子パン「ロティ」を販売する屋台も。一方、プルコギなどの弁当類もあり、屋台で買って芝生に座って食べている人も多かったが、弁当類は夕方にはほぼ売り切れていた。
外で食べるのはちょっと、という人には、ロッテリアやケンタッキー・フライドチキン、スターバックス・コーヒーなど、日本でおなじみの店舗も会場内にあるので安心。
ちなみに、万博会場にさまざまなグルメの写真と食べられる場所を記載した地図があった。ただこの地図はハングル表記のみ。一方、店頭のどのメニューにも日本語も併記されていたが、スタッフに日本語が通じないケースが多かった。ただ商品と数を注文するだけならそれほど支障はないだろう。
2012 麗水世界博覧会 公式ホームページ(日本語)
※2012麗水世界博覧会組織委員会の許可を得て取材、撮影しています。
※記事の情報は取材時のものです。(Written by Aki Shikama)
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