日本から近い韓国で開催されている麗水万博とはいえ「言葉の壁」を心配する人もいるはず。ソウルや釜山などの韓国の主要都市では日本語の通用度が高いエリアもあるが、この万博会場ははたして・・・。


まず、万博会場での案内や地図は、ほとんどがハングル・英語・中国語・日本語の4ヶ国表示。パンフレット等も日本語がちゃんと用意されており、カンタンに手に入る。
随所にいる案内人たちの中には「日本語」と書かれたカードを首からぶら下げている人もけっこういたので、道に迷った時など聞いてみるとていねいに教えてくれた。


また、レストランや屋台のメニューにも日本語併記が目立った。とはいえ、スタッフが日本語を話せる確率はあまり高くなく、ハングルができない身としては、英語もしくは身振り手振りで注文。それでもほぼ問題ないだろう。

一方、会場内にあるインフォメーションでも、スタッフ全員が日本語をしゃべれるとは限らないので注意。

さて、パビリオンはというと、日本館はもちろん、日本語が併記されているところもいくつかあったが、ほとんどはハングルと英語のみ。ただし、雰囲気だけでも十分に楽しめるところもあり、これもおそらく大きな問題にはならないはず。ちなみに、スペイン館だとスペイン語の話せるスタッフが多かった。言語に自信があれば話しかけてみてはいかが?


2012 麗水世界博覧会 公式ホームページ(日本語)

※2012麗水世界博覧会組織委員会の許可を得て取材、撮影しています。
※記事の情報は取材時のものです。

(Written by Aki Shikama)


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