長崎の「佐世保バーガー」がヒットして以来、全国で続々と登場する“ご当地バーガー”。それぞれの土地にある食材を生かしつつ、ユニークなバーガーも多い。その中で、京都のご当地バーガーとして人気なのが『九条ねぎバーガー』だ。
九条ねぎバーガーは、その名の通り「九条ねぎ」をふんだんに使っているのが特徴。九条ねぎは京野菜の1つとして知られ、シャキシャキ感にほどよい甘味が人気。冷え性や高血圧、脂肪を燃焼させるなどの効果がある。
京都市南区にあるお店『九条ねぎバーガー マハロ』では、約5年前に店をオープンして以来、京野菜の九条ねぎにこだわって京都発のご当地バーガーを販売する。ハワイアンな雰囲気のお店で早速、「九条ねぎ加茂なすバーガー」(レギュラーサイズ750円)を注文してみた。
そして、ほどなくでき上がったバーガーには九条ねぎに加え、これも京野菜の加茂なすが豪快にはさんであった。一口食べると、ねぎやなすはもちろん、丹波牛100%のパティが肉厚タップリでとてもジューシー。しかも、全粒粉入りバンズのサクサク感じもたまらなく美味しい。どの具材もさすがこだわりを持って提供しているというだけに美味しさがすごく実感できた。
お店によると、毎朝、農家から届く朝採れの九条ねぎを提供しているというから、鮮度は抜群。夏のなすをはじめ、秋から冬にかけてのしいたけやたけのこなど“旬”の食材を期間限定メニューで提供する。京都をはじめ近畿圏のメディアに登場することも多く、休日や催事などのイベントでは行列が絶えないことも。若者や家族連れはもちろん、野菜が多めなのでお年寄りのリピーターも多い。
メニューは、定番「マハロバーガー」(同690円)をはじめ、京風のあっさりした味噌を使う「九条ねぎ味噌バーガー」(同690円)、九条ねぎのキムチが珍しい「九条ねぎキムチバーガー」(同690円)などもあり、チーズなどのトッピングも可能。テイクアウトも行なっている。
九条ねぎバーガー マハロ
(Written by Aki Shikama)
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