日本で初めての本格LCC(ローコストキャリア/ 格安航空会社)として注目を集める「Peach」(ピーチ)。今年3月に国内線で華々しくデビューしたのに続き、5月8日には国際線への就航も果たした。

その記念すべきピーチ国際線で最初の就航地となったのは、日本人観光客に人気の高い韓国・ソウル(仁川)。今回、ソウルへのピーチ初便に搭乗した時の模様を3回にわたってリポートする。


ソウルに向かうMM009便の出発時間は、18時40分。これに先立ち、関西国際空港ターミナルビル4階の翼の広場で16時から「国際線就航イベント」が行われた。

早速登場したのは、ピーチ色の制服や韓国の民族衣装“チマチョゴリ”を着た女性客室乗務員たち。いずれも5月にピーチに入社したばかりの新人たちだ。

「ピーチの顔として“安心”“安全”をモットーに、ピーチらしいおもてなしができるようがんばります!」と、しっかり宣言。集まった多くの報道陣や利用客らを前に、いまやおなじみとなった“ピーチ”(桃)のポーズをそれぞれが決め、笑顔で写真撮影に応えていた。

そして当時、ソウルに出張中で“等身大パネル”での登場となったのが、ピーチ・アビエーションの井上慎一CEO。なんと国際電話を通じてのあいさつが行われた。「ピーチがアジアの架け橋となり、アジアの空をもっとおもしろくします」と話すなど、国内線に続き、2ヶ月あまりで国際線への就航を直前に控え、日本を代表するLCCとしてアジアに旅立っていく意気込みが大いに感じられた。

さらに、タワーのように積み上げられたグラスの上から“ピーチ”シャンパンを注ぐシャンパンタワーのセレモニーも。その場に集まった空港の利用客らに、ピーチのいい香りがただようシャンパンを振舞うサービスもあった。

イベントは無事終わり、次はいよいよピーチで初めてとなる国際線での搭乗手続きのため、チェックインカウンターに向かった。(続く)


Peach|日本初の本格的LCC

(Written by Aki Shikama)


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