日本初の本格LCC「Peach」(ピーチ)が5月8日、国際線にデビューした。最初の就航先は、韓国・ソウル(仁川)。今回、ソウルへのピーチ初便に搭乗した時の模様を3回にわたってリポートする。

ソウルに向かうMM009便のチェックインカウンターは、関西国際空港ターミナルビル4階出発フロアの一番南にあるHカウンター。ピーチの国内線はエアロプラザである一方、国際線でのカウンターは別の航空会社と同様のターミナルビルだ。

搭乗手続きは出発の150分前にスタートし、50分前に締め切られる。この日、カウンター前には、ピーチの社員たちが手作りした「Peachでの韓国の旅、思う存分楽しんできて下さい!」など手書きのメッセージがあり、LCCらしい温かな手作り感がすごく伝わってきた。

そして、自動チェックイン機のスキャナに自宅で印刷した予約確認書にあるバーコードをかざしたが、どうしても読み取ることができなかった。何度トライしてもダメだったので結局、予約番号を手入力して搭乗券を受け取った。幸い、チェックイン機のそばにスタッフが配備されていたのですぐに事なきを得た。

その後、受託手荷物があったのでカウンターで預けた際は非常にスムーズ。ピーチ色のジャンバーを着たスタッフがこれまたLCCらしい。ちなみに、ピーチの場合は手荷物を預けるのが基本的に有料となるので注意。

保安検査場でのチェックと出国審査を終え、いざ搭乗口へ。その途中の通路で、ピーチのスタッフたちがズラリと並び、「行ってらっしゃ〜い!」と大きく手を振って見送ってくれた。初便らしい、これまた和やかでフレンドリーな見送りになんだかとてもうれしい気分になった。

さらに、搭乗ゲートでのセレモニーもあり、ここでも客室乗務員たちが乗客らにピーチのポーズ。そして、スポット行きのバスに乗り込む前には記念品が配られ、いよいよ飛行機に乗り込む時がやってきた。(続く)


Peach 日本初の本格的LCC


(Written by Aki Shikama)


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