いなりといえば、油揚げが包まれているイメージをまず思い浮かべる。だが、世界遺産・熊野古道にある「道の駅 熊野古道中辺路」で、こんにゃくに包まれた『こんにゃくいなり』(350円)を見つけて驚いた。

見ての通り、ピリ辛のこんにゃくに包まれたいなり。駅で聞いたところ、もともと道の駅の近くにある「ほりきり茶屋」の商品だが、同店が日祝のみの営業なので、平日はこの道の駅でしか売られていない。

いったいどんな味なのか興味津々で食べてみると、意外とこんにゃくといなり、相性がいい。特に、ピリ辛のタレで味が染みたこんにゃくが絶妙に美味しい。パックの裏を見ると、原材料が「こんにゃく、とうがらし、さとう、しょうゆ」とある。シンプルながら、一度食べたら病みつきになりそうな味。売り切れご免だそうなので、もし見つけたらぜひ手に入れて味わって欲しい。もちろん無添加で、女性にもうれしいヘルシーないなりだ。

それにしても、和歌山にはほかにも「めはりずし」「さんまずし」「早すし」などがあり、ご当地すしがとても多い。ドライブがてら、各地のすしを買って食べ比べると、旅の醍醐味を存分に感じることができる。
 

取材協力:道の駅 熊野古道中辺路


(Written by Aki Shikama)


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