大阪の観光といえば、通天閣、大阪城、たこ焼き・・・などがある意味、定番だ。だが、そんな大阪の定番スポットはもう不要、大阪のビギナーもリピーターも、さらに大阪人(!)も楽しめておすすめなのが「落語家と行く なにわ探検クルーズ」。しかもこのクルーズ、ただ大阪の街中を船で観光するだけではない。大阪はご存知の通り“上方落語”の本場。なんと落語家さん本人が大阪を案内してくれるのだ。
今回、このなにわ探検クルーズに初めて乗船した記者。大阪に長年住んでいると、改めて大阪を観光する機会もなく、なんだか不思議な気分。この日の落語家さんは、人間国宝に認定されている桂米朝さんの一門、桂雀太さん(かつら・じゃくた)さん。クルーズ船は、大阪・なんばの湊町船着場からほぼ定員、43名の乗客を乗せて約90分のクルーズにスタートした。
まず、大阪で最もにぎやかな道頓堀川の西の端にある「道頓堀川水門」をくぐり、木津川を北上する。右手に大きな「京セラドーム大阪」が見え、BGMにこのドームを本拠地とするプロ野球のオリックス・バファローズの歌が流れてきた。
その後、「水の都」として知られる大阪の川や橋などを桂雀太さんが地図を片手に、落語家ならではの“笑い”を交えながら紹介。時には、乗客にも「お客さん、どこから来はったん? えっ! 大分から! 温泉あるええとこですやん!」などと掛け合うなど、さすが落語家らしく、会話のテンポと間合いが絶妙で終始、笑いの絶えない船内に。
一方、クルーズ船は中之島のある堂島川にさしかかり、右手に今、最も話題の(?)関西電力や大阪市役所などを横目で見ながらどんどん進んでいく。途中、船の屋根が開いてオープン状態になり、さすがにこの季節(7月上旬)はやや陽射しが厳しかったが、川からのさわやかな風を感じることができた(※クルーズ船は冷暖房完備)
また、途中にはとても低い橋もいくつかあり、クルーズ船がすれすれで通っていくスリル感も味わった。
そして、クライマックスは道頓堀川にかかる戎橋。グリコのあの有名なネオン看板の横も通過し、元の船着場に戻ってきた。90分のクルーズはあっという間に終了。縁起のいいなにわ伝統の味「あみだ池大黒のおこし」のお土産つきだ。
このクルーズ船に乗ってみて、たとえば「道頓堀川には水門がある」「日本銀行は窓が少ない」「大阪はつまようじの消費量が全国一(理由、たこ焼き!)」・・・など、大阪で生まれ育った人間でも知らなかったことをいろいろ知ったのをはじめ、「大阪には本当に川と橋が多い」と、“水の都大阪”を改めて実感。川から眺めながら、大阪の魅力をとても再発見できた。
「落語家と行く なにわ探検クルーズ」は、大人3000円/子供1000円。10時便はユニバーサルシティポートから、以降の便は今回乗船した湊町船着場から出航する。JTBなどの旅行会社や一本松海運では乗船日の3ヶ月前から、JR西日本みどりの窓口では1ヶ月前から前売券を販売している。
取材協力:一本松海運
(Written by Aki Shikama)
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