ピラミッド、自由の女神、サグラダファミリア、万里の長城、そして厳島神社・・・世界中にある数々の“世界遺産”をレゴブロックで再現したチャリティーアート展「PIECE OF PEACE 『レゴ(C)』で作った世界遺産展 PART-2」が、大阪市の堂島リバーフォーラムで開催されている。8月26日まで。
この展覧会は、日本ユネスコ協会連盟が行う世界遺産活動へのチャリティ企画として立ち上がり、初回開催は、2003年10月から07年9月まで日本全国13ヶ所で開催された、今回はそのPART-2(第二回展)2008年から同じく日本全国を巡回している。
レゴ社が認定するさまざまなレゴブロックの作品を組み立てる“レゴビルダー”が手がけた世界20カ国、26件もの世界遺産の作品が並ぶ。
まず、”LOVE ASIA” として、日本をはじめとしたアジアにある世界遺産のレゴブロックを展示。日本の「金閣寺」「白川郷」「厳島神社」をはじめ、カンボジアの「アンコール」、インドの「タージ・マハル」、ネパールの「カトマンズの谷」など。とても細かい部分までレゴブロックで忠実に再現されていて、ぐっと近寄って見てみるといかに上手に仕上がっているのがよくわかる。
また、“LOVE EARTH”のコーナーでは、その他の世界にある有名な世界遺産をレゴブロックで再現。今年のオリンピック開催地、イギリス・ロンドンの「ウェストミンスター寺院」、ギリシャ・アテネの「アクロポリス」、イタリアの「ピサの斜塔」、チリの「モアイ像」、ペルーの「マチュ・ピチュ」などがあり、1つ1つの作品をじっくり見るほどにその完成度の高さが感じられた。
たとえば、スペイン・バルセロナの「サグラダファミリア」では、25000ピースのレゴブロックが使われ、制作に25日かかったという。
さらに、“LOVE PEOPLE”という国内外で話題のアーティストたちによるメッセージアートのコーナーもある。中には、リリー・フランキーさんや土屋アンナさんら有名人による作品もあって必見だ。
一方、大阪での特別企画として、来場者が白いレゴブロックで思い思いに“水辺の生き物たち”を作って展示していく「水の都・大阪の水辺を、みんなでつくろう!」もあり、誰でも参加できる(時間ごとに制限人数あり)
レゴブロックのファンはもちろん、子どもからおとなまで誰もが楽しめるアート展。まるであちこちの世界遺産をめぐる“旅気分”も味わえてオススメだ。
(C)PIECEofPIACE
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(C)2012 The LEGO Group.
堂島リバーフォーラム
(Written by Aki Shikama)
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