アコースティックライブを行うシンガーソングライターのhitomi

8月4(土)・5日(日)の2日間、代々木公園イベント広場にて、海を愛する人たちのためのオーシャンフェスティバル「OCEAN PEOPLES」が開催された。イベントでは、様々なアーティストによるライブや、オーシャンカルチャーを体感できるマーケットが多数出展。海やアウトドアが好きな多くの来場者で賑わった。
初日は、イベントの特設ステージである「XS STAGE(エクセスステージ)」にて、スペシャルアコースティックライブを開催。シンガーソングライターのhitomiが自身のヒットナンバー全7曲を披露し、450名以上の観客を魅了した。
 
「XS STAGE」では、日本在住のアメリカ人シンガーソングライター「Matt Cab」(マットキャブ)、スウィング・ラップ・ユニット「SOFFet」(ソッフェ)が熱いライブで観客を沸かせたあと、hitomiが夏らしい爽やかなアイスブルーのドレスでステージに登場。その瞬間、観客からは「ワ〜!」「カワイ〜!」という歓声が次々に上がり、会場のボルテージはいきなりマックスに!
hitomiが一曲目に選んだのは、自身のヒットナンバー「LOVE2000」。観客はオールスタンディングで手拍子とともに体を揺らしながら一緒に口ずさみ、会場が一体となった。続いては代表曲のひとつ「by my self」。アコースティックバージョンで歌い上げるそのシルキーなボイスに観客がしっとりとした雰囲気に包まれた。
hitomiは、「海といえばhitomi!?・・・ですよね。17 歳の頃サーフ系雑誌で読者モデルをしていた時、サーフィンできるんですか?とよく聞かれたんですが・・・実は全くできないんです。なので毎回心ぐるしい思いをしました(苦笑)」と語り、会場を沸かせた。また「OCEAN PEOPLES」のテーマにからめ「日本の海は本当に美しい。これからも一緒に大事な海を大事にしていきましょう。」とコメント。観客は大きな拍手で応えた。
その後、「CANDY GIRL」や「SAMU RAIDRIVE」などヒットナンバー全7曲を披露。観客は、hitomiのさわやかで心地よい歌声に酔いしれ、最高潮の盛り上がりで幕を閉じた。


ヒットナンバーを熱唱する hitomi
 
スウィング・ラップ・ユニット「SOFFet」(ソッフェ)

OCEAN PEOPLESでは、「XS STAGE」をはじめとする様々なライブパフォーマンスのほかに、海をテーマにしたアート、夏にぴったりのフードが味わえるキッチンカーや「海のビアガーデン」、ビーチファッションを楽しめるマーケットなどが多数出展され、多くの来場者が存分に海とつながる文化を堪能した。


海をテーマにしたマーケット

ボルダリングウォール

中でも、「XS(エクセス)ブース」に登場した巨大なボルダリングウォールは大きな注目を集め、子どもから大人まで大勢の人々がエキサイティングな体験を楽しみ、終始賑わいを見せていた。
今年初めて開催されたOCEAN PEOPLESは、海を愛する人々が集い、楽しむことのできるイベントとして大いに盛り上がり、早くも来年以降の継続開催が期待されているという。