■作曲したのはユーミン!でも「呉田軽穂」というペンネームを使った・・・
松田聖子の『赤いスイートピー』は、多くの女性の心をつかみ、それまでのファン層を大きく変えてしまう勢いで、女性に絶大な共感と支持を得た名曲だ。

1982年1月にリリースされた松田聖子の8枚目のシングルで、呉田軽穂こと松任谷由実(ユーミン)作曲による最初のシングル。作詞家の松本隆の依頼に対し松任谷は「ライバルに曲を書くのは嫌だ」と断固拒否したが、結局、ペンネーム使用を条件にこの依頼を引き受けたのだという。

■赤いスイートピーが誕生したのは意外にも2006年だった・・・!?
意外な事実だが、赤色のスイートピーは曲の発売時点では実在しなかった。実際に誕生したのは2006年。三重県伊勢市上地町、スイートピー直売店の中川猛さんが、18年の研究を経て栽培を成功させたのだという。

中川さんは、さまざまな色のスイートピーを作り始めたときから「他の花にはよくある普通の赤色を、スイートピーでどうしても作りたい」と思い、濃いピンク色の種の交配を繰り返した。できた赤色の花はすぐに黒ずんだりして商品にならず、開発をあきらめかけたが、2003年に、突然、1本だけ赤色をきれいに保つ花が咲いた。500本ほどに増やし、2006年2月から三重県内市場や生花店に出荷を始めたという。中川さんは「(赤いスイートピーは)勇気の出る色。愛の告白にいかが」とも話しているという。


(photo by Marilynn Kelly
(written by ちゃかし)