関西で“デパ地下”といえば、昔も今も「阪神百貨店が一番」と答える人が多い気がする。10年来の利用者からすると、新たな百貨店がオープンしたり、既存の百貨店がデパ地下に力を入れたりしても「やっぱり阪神だよね」となる。その理由はおそらく、狭すぎず広すぎずなフロアに加え、定番はもちろんのこと、ちょっと粋な店舗、行列ができるお店などバランスよく入店しているからではないかと思う。

その阪神百貨店で現在、「阪神みやげ図鑑」が公式ウェブサイトで公開されているのを見つけた。この図鑑には“新種”を含む全57種類、阪神百貨店1階の阪神食品館で購入できる食品が掲載されている。

たとえば、まず「大阪名物」のページでは、いきなり“阪神タイガース科”とあって、「とらや」の特製羊羹 六甲の風が登場。黄色が白小豆、黒色が小豆でパッケージも虎柄、阪神ファン“虎党”が喜ぶことまちがいなし、まさに大阪を象徴するみやげとして紹介されている。また“粉もん科”では「阪神いか焼き」阪神名物いか焼き。1日平均1万枚以上売れるというこのいか焼きももれなく載っている。

一方で「つるんぷるん」といういかにも夏らしいページでは、“水菓子科”で「源 吉兆庵」の岡山県産のマスカットオブアレキサンドリアをまるごと使った果実菓子や、「TAMBA FU-DO」の金つばに抹茶クリームやブルーベリークリームを流し固めた流し金つばも。“ゼリー科”“プリン科”などもあり、どれもおいしそうで思わずあれこれ食べたくなってくること必至!

さらに、せんべいやかりんとうなどを紹介する「カリカリ和菓子」、寿司や佃煮などの「うまいもん」といったコーナーも。ぷちコラムとして「京都で茶漬け(ぶぶづけ)を勧められると、帰宅を促されている(かも?)。」なども掲載されている。

紹介されている食品の中には、インターネットで注文できる商品も(8月21日まで)。夏の手みやげとして、関西が誇る阪神百貨店のデパ地下が提供するこのみやげ図鑑、ぜひ参考にしてみてはいかが?

阪神百貨店2012年夏版 阪神みやげ図鑑


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