ニッチー編集部が『美人すぎるご当地キャラ』として密着取材する奈良・葛城市のマスコットキャラクター「蓮花ちゃん」。同じ奈良の「せんとくん」に片思いする一途なイマドキ女子キャラで、奈良をはじめ全国各地に出没して活躍している。

その蓮花ちゃんが8月31日、奈良市内の某所を訪れた。出迎えたのは、同じ奈良のご当地キャラで最も仲のいい「まんとくん」。蓮花ちゃんが今回、まんとくんを訪れた理由は、残暑見舞いを兼ね、8月31日が語呂合わせで「野菜の日」にちなんで農業を初めて体験することになったからだった。

実は、まんとくんは昨年8月から農業キャラ“ノキャラ”として活動している。2008年に誕生して以来、平安遷都1300年祭が開催された2010年をピークに、イベントなどでの出演回数が減っていく一方、食いしん坊な性格もあり、空き時間を利用して昨年5月から奈良市内の畑で野菜を育て始めた。さまざまな作物を育てる様子などは随時、ブログ『まんとくんの野菜畑』でも公開中。まんとくんのスタッフによると、これまでにネギやサツマイモ、オクラなど合わせて20種類以上の野菜を栽培してきたという。

今回、蓮花ちゃんはまんとくんから指導を受けながら、鍬(くわ)を手に畑を耕した。その後、2人で仲良く大きく実がなったナスを収穫したり、まんとくんが万願寺とうがらしなど栽培中の作物を紹介したりした。ちなみにこの日に耕した畑では9月中旬から10月上旬にかけ、ブロッコリーなどを植える予定とのこと。

蓮花ちゃんはまんとくんに残暑見舞いとして虫よけスプレーと、蓮花ちゃんの顔入りキャンディをプレゼント。虫よけスプレーは、まんとくんが鹿のため不要で少し困ったような様子だったが、甘いモノが大好きなキャンディにはとてもうれしそうだった。

さらに、まんとくんから無農薬栽培の白ゴーヤやシソをプレゼントされた蓮花ちゃん。「まんとくんはやっぱりやさしい。初めての農作業、とても楽しかった」と喜んでいた。


まんとくんの野菜畑

(Written by Aki Shikama)