大阪の秋を代表するイベント「御堂筋Kappo」が10月14日、大阪市の御堂筋で開催された。昨年に続き、大阪をはじめとしたご当地キャラクターたちが今年も会場に集まった。

ご当地キャラが最も盛り上がったのは、大阪のキャラたちが2つのグループに分かれて対決した“綱引き”だった。

この綱引きに参加したのは、東大阪・石切参道商店街の「いしきりん」、太子町の「たいしくん」、藤井寺市の「まなりくん」、箕面市の「滝の道ゆずる」など合計15体。綱引きは予想以上の盛り上がりを見せ、着ぐるみが勢いで後ろに横に倒れたり、キャラのスタッフまで加勢したり、途中から子どもたちも参加したり。結果、2回の勝負は1勝1敗だった。

一方、会場には、大阪ですでにおなじみのご当地キャラのほか、全国的にまだ珍しい着ぐるみもやってきた。
 

まず、豊中市のキャラクター「マチカネくん」。同市で約45万年前に生息していたとされるマチカネワニがモデルで“豊中で一番古い住人”のワニだ。この日、ダンスユニットのToyonakats’75とのコラボレーションし、初めてダンスをメインステージで披露。女の子たちとともに軽快なダンスを見せたマチカネくん、集まった観衆から大きな拍手を浴びていた。


また、摂津市から“セ”と“ハッピィ”を組み合わせた鳥の「セッピィ」が参加。八尾市の“下水道普及大使”として活躍する「ヤッタくん」は、特技が“葉っぱで竜巻が起こせる”といい、“ヘルメットに下水道の七つ道具が入ってます”、そして“カッパではない”とのこと。高槻市からは消防のマスコットキャラクターで同市の今城塚古墳で生まれ、埴輪の消防隊という「はにたん」も登場した。


さらに、大阪以外のご当地キャラも会場にやってきた。新潟県の人気キャラ「レルヒさん」は、県のブース前でご当地名物などをアピールする一方、現在開催中の「ゆるキャラグランプリ2012」への投票を呼びかけていた。



大阪マスコットキャラクター大集合(大阪ミュージアム構想)
ゆるキャラグランプリ2012

(Written by Aki Shikama)


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