メダルラッシュで多くのニューヒーロー・ヒロインを生んだロンドンオリンピックや、自立鉄塔としては世界一高い東京スカイツリーの開業、マヤ暦の地球滅亡など、思い起こせばいろいろあった2012年。そんな2012年も例のごとく12ヶ月で終わってしまうわけで、これから新しい1年がはじまります。2013年もおそらく12ヶ月間ですが、いったいどんな未来が待ち受けているのでしょうか。
Nicheee編集部は、年末年始企画「祝巳年!Nicheee編集部“蛇”珠つなぎ」と題して、2013年の干支「巳」にちなんで、編集スタッフひとりひとりが「ヘビ」を共通テーマに2012年12月29日から2013年1月5日までのシリーズとして掲載していきます。
明けましておめでとうございます。平成25年、21世紀も13年目を迎えました。
今年の干支は「巳」。よくよく見つめてみると、昨年の「龍」から「ヘビ」ってものすごい落差を感じますね。
さて、新年早々ここで1つ疑問が浮かびました。なぜ十二支にヘビが入っているのでしょうか?
犬や牛、虎などの哺乳類が中心な十二支オールスターズに、なぜ爬虫類のヘビが昂然とメンバー入りしているのでしょうか?
諸説ありますが、そもそも十二支はどうして決まったのかというと、このような民話が語り継がれています。
昔々の大昔のある年の暮れのこと、神様が動物たちにお触れを出したそうな。
「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、動物の大将にしてやろう」
その結果、ねずみ、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で着いたので、このような順番になったそうです。馬より早くゴールするとは、蛇もなかなか素早いですね。兎に負ける龍もどうかと思いますが。
ちなみに、猫もレースに参加しました。しかし神様のところにいつ行けばよいのかわからず、ねずみに尋ねると、ねずみはわざと一日遅れの日を教えたので、猫が神様のところへ着いたのは翌日となってしまい、十二支から漏れてしまいました。それで猫は今でもねずみを恨んで追い回しているという、そんな逸話も残っています。
そんな十二支レースに5位入賞のヘビ。でもやっぱり気持ち悪い・・・などと思ってはいけません!
ヘビは餌を食べなくても長く生きることから、古来より「神の使い」として崇められていました。七福神の紅一点、蓄財と芸能の女神「弁財天」も、蛇をお使いとしています。蛇の抜け殻を財布に入れて蓄財を願うなど、お守りにする風習が今でもありますよね。実際に見るとちょっと怖いヘビも、縁起の良さは十二支の中でも抜群なんです!
お金が貯まりそうな2013年。へび年の初詣は弁財天に決まり!?
(Written by Masatoshi Kosaki)
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