連載・単行本共に１０〜２０代の女性に絶大な人気を誇る「夏目友人帳」。

２００８年７月からアニメ放送が始まり、主人公・夏目貴志に「神谷浩史」、ニャンコ先生に「井上和彦」といった豪華声優陣が起用され、そのハマりっぷりから人気に拍車がかかり、４期まで放送された。

「妖怪が見える」という特異な体質のせいで、孤独な幼少期を過ごしていた主人公・夏目貴史。

自分と同じ境遇にあった祖母・レイコの遺品『友人帳』を見つけた事により、様々な妖怪に追われる羽目に。

夏目の死後、友人帳をもらう事を条件に用心棒となった妖怪・ニャンコ先生と共に、様々な妖怪と出会い、成長していく物語。

 

今では、夏目友人帳のグッズも多数商品化されており、ブサカワイイでぶ猫の姿をしたニャンコ先生のグッズも大人気。

ニャンコ先生もこれまた妖怪で、妖怪の中では上級で恐れられる存在でありながら、仮の姿である猫として昼間からお酒を飲む酒飲み獣だ。

食べっぷりもすごく、エビやイカ、甘いモノが大好きで、夏目の家のエビを大量に食べて怒られた事もある程。作中ではよく口から食べ物をはみ出した状態で話している。

そこに目をつけたのが大手天丼チェーン「天丼てんや」だ。

海老天３本にいんげんを添えた「特丼」と、天丼てんやの“和すいーつ”「かりんと饅頭」をセットにしたメニュー「ニャンコ先生セット」を期間限定で販売。

丼ものというとどうしても男メシというイメージがあるが、「かりんと饅頭」のような甘味は実は以前から一部店舗にあり、５個入りセットはお土産としても人気。そのせいもあってか、「てんや」の利用客は店舗や時間帯によっては女性も多く、テイクアウトをしていくお客さんはむしろ女性のほうが多いという。

女性向けの雑誌「LaLa DX（白泉社）」に連載されていた「夏目友人帳」とのコラボレーションも、そういった女性客に喜んでもらうためのキャンペーンなのだろう。

さらに、「ニャンコ先生セット」をオーダーしたお客さんから先着１０万名にニャンコ先生のイラストが入ったオリジナルコースター（全３種類）が１枚プレゼントされる。

販売期間は１月７日（月）から始まっており、２月２７日（水）まで。全国１２７店舗（東京競馬場店、羽田空港店、上里SA店、海ほたるPA店、天ぷらてんやFKD宇都宮インターパーク店は取り扱っていない）のてんやで提供される。

ちなみに、初日だけでイートインとテイクアウト合わせて１９００食の売り上げがあったという。３種類のうち海老天を加えたニャンコ先生のコースターが最も人気があるようで、３種をコンプリートしたいという人は今のうちに行っておいたほうがよさそうだ。

天丼てんや

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