ニッチー編集部が“美人すぎるご当地キャラ”として密着取材する奈良県葛城市のマスコットキャラクター「蓮花ちゃん」。この蓮花ちゃんは通常、着ぐるみだが、実はリアル版も存在する。その名も「リアル蓮花」。着ぐるみのリアル版が存在するのは、国内でも極めて珍しいといえるが、実はこのリアル蓮花、とある理由で女性たちの密かな人気となっている。
葛城市役所によると、リアル蓮花が初めて登場したのは2010年11月。これまで約15名の女性が体験した。その年齢は20〜38歳、地元の奈良をはじめ、大阪や京都、さらに熊本からわざわざやってきて体験した女性も。同市役所では、イベント時などに不定期でリアル蓮花を募集し、衣装を無料で貸し出している。
リアル蓮花としての活動は、毎秋、葛城市にある紅葉スポットとしても知られる「當麻寺」をはじめ、一昨年と昨年は「奈良マラソン」にも登場し、ゴール手前で応援する光景はランナーたちにも好評を得ている。
ちなみに、當麻寺は寺社好きの女性たちに“パワースポット”としても知られる。蓮花ちゃんのモデルとなった中将姫の伝承で知られる国宝「當麻曼荼羅」をはじめ、古代の三重塔が全国で唯一、東西一対で現存する。
さらに、これまでリアル蓮花を体験した女性のうち、すでに2人が結婚ゴールインしたとのこと。古代の衣装を着て中将姫の気分を味わえるリアル蓮花は“女子力アップ”にも貢献しているのかも!?
今後も随時、リアル蓮花の募集を行うとのことで、興味のある女性はぜひ同市役所のホームページ、蓮花ちゃんのツイッターなどをフォローしてチェックして欲しい。
画像提供:葛城市役所
http://www.city.katsuragi.nara.jp/
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平成の中将姫 蓮花ちゃん