転がった時の抵抗を押さえて、濡れた路面でも滑りにくいことで、燃費が3〜5%もよくなる「低燃費タイヤ」。最近は開発競争が激化してどんどん性能がよくなっていくことを以前紹介した(性能がますます良くなる「低燃費タイヤ」 激化する開発競争の裏側)。

そこでは、2011年の東京モーターショーでは「100%石油外天然資源タイヤ」を発表したダンロップがそんな折、低燃費タイヤの国内売上No.1を2年連続で達成したと紹介したのだが、2月4日に株式会社日本能率協会総合研究所が発表した『第4回低燃費タイヤに関する実態調査』によると、全国タイヤ量販店上位2社の2012年低燃費タイヤ販売本数メーカー別シェア構成比において、またまたダンロップが売上第1位となり、これで3年連続1位となった。

結果は一般消費者が後付タイヤとして「低燃費タイヤ」を購入する際の主要チャネルとなっている、大手カー用品店における「低燃費タイヤ」の販売状況について、2012年の大手カー用品店(タイヤ取り扱い)上位2社でのメーカー別販売本数シェアを調査したもの。トップのダンロップに次いで、ブリヂストン、ヨコハマタイヤと続く。低燃費タイヤラベリング制度制定後の3年間、シェアに変動はあるもののシェア順位に変化は無く、3年間の累計シェアでも順位は変わらない。

能率協会総合研究所は今回の調査を通じて、低燃費タイヤ購入経験率が大幅にアップしていること、「低燃費性能」と「価格の手頃さ」が購入の決め手となっていることをまとめた。
また、タイヤ未購入者にも「価格が高そう」「低燃費タイヤのことが良く分からない」など、「よくわからないしなんか高そうだから買いたくない」と、むしろ購入要因となっている低価格の部分が理解されていないことが判明し、普及促進の課題とともにさらなる普及の見込みもあるといえる。

低燃費タイヤでは絶対王者のダンロップは、今年新たにダンロップの「低燃費タイヤ」にプレミアムコンフォートタイヤ「VEURO VE303」、ウエットグリップ性能がアップグレイドした「エナセーブRV503★」が加わり、車種や乗り方にあわせて選べるフルラインアップが揃っている。

※上画像はダンロップ公式サイト内コンテンツ「平井理央と6人のタイヤたち」より。


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