北方領土は「箸で食え(は:歯舞 し:色丹  く:国後 え:択捉)」!
去る2月7日は、北海道北東部に浮かぶ諸島を含む北方四島の「北方領土の日」。1855年に、日本とロシアの間ではじめて国境の取り決めが行われたとされる日露和親条約が結ばれた日で、1981年より定められた。

北方領土の日前日となる2月6日には、秋葉原にて、「北方領土の灯」キャンドルイベントが開催された。
イベントは、15時から19時まで行われ、当日までに特設サイト上に灯された北方領土返還への想い2550本に応じたキャンドルを展示。そして、街を行く若者たち等が、北方領土返還への想いを込め、330本のキャンドルを灯した。

イベントの中では、山本一太内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)をはじめとして、伊達忠一内閣府副大臣、島尻安伊子内閣府大臣政務官、エコノミストの門倉貴史氏、明治学院大学教授の川上和久氏、千島歯舞諸島居住者連盟副理事長の萬屋努氏が参加。
納沙布岬にある「四島のかけ橋」の下で燃える「祈りの火」を用いた「北方領土の灯」の点火式も行われ、山本大臣は「北方領土問題に関心を持っていただき、自分のこととして、行動する一歩として、皆さんにもぜひ、返還への祈りをこめたキャンドルに火を灯していただきたい」と訴えた。

国と国が隣り合っている以上、国境に関する問題は尽きないが、平和的な解決の方向に一刻も早く進んでほしいものだ。





北方領土の灯

http://hoppounohi.jp/

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