聖徳太子にゆかりのある大阪府太子町で新たな特産品が登場した。その名は『太子みかんソース』。太子町の特産品「みかん」の果汁が20%も入っているご当地ソースで、最近、全国的に増えつつある“地ソース”ブームの先駆けとなるか?

このソースを開発したのは、太子町で毎月第3日曜日に開かれている「たいし聖徳市」実行委員会婦人部のメンバーを中心に構成するたいし聖徳市特産品開発チーム。隣市の羽曳野市にあるツヅミ食品の協力を得て商品化された。

1つ1つ手でしぼった町産のみかん果汁がソースに20%も入っているのが特徴。ツヅミ食品曰く「ソースで20%もフルーツの果汁が入っているのは極めて珍しい」といい、濃厚ながらさっぱりしたタイプでみかんのフルーティな味が楽しめる。豚カツやチキンカツはもちろん、お好み焼きやたこ焼きなどにかけみてもかなり美味しい。このソース、一度かけて食べるとやみつきになりそうだ。

太子町では今後も品質にこだわり、自然の恵みを生かした特産品を開発していきたいという。町の特産品としてはみかん以外にもう1つ、夏の「大阪ぶどう」もとても美味しいと大阪府内などでは評判高い。みかんもぶどうも、年中食べられる加工品としてぜひとも商品化し、町のゆるキャラ「たいしくん」とともに地域活性化にぜひつなげて欲しい。

なお、太子みかんソースの販売場所は、たいし聖徳市のほか、町内にある「道の駅・近つ飛鳥の里 太子」。1本500ml入り480円(税込)。問い合わせは、太子町総務政策グループまで(0721-98-0300)。


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ツヅミ食品