大阪・梅田の繁華街、ユニクロ梅田店の横にひっそりとたたずむ小さな神社に気づいた人はどれだけいるだろうか。

その神社、よく見ると「歯神社」とある。「歯って、もしかして口の中にあるあの歯!?」とまさかそんなことはないだろうと一瞬思ったが、実はこの歯神社、まさに「歯」にご利益ある神社なのだ。

歯神社のホームページによると、御祭神は「歯神大神」(はがみさん)。かつてこの地にあった巨石が、淀川が氾濫した際に周囲が水没しそうになったのを“歯止め”したことで「歯止めの神様」として慕われるように。そして、語呂合わせで「歯痛止め」「歯の神様」など歯に悩む人、歯の関係者の信仰を集めるようになり、今日に至るという。

いまや日本全国、世界中からも「歯の痛みが和らぎますように」「子どもの歯並びがよくなりますように」「いい歯医者さんにめぐり会えますように」など、歯に関する祈願に訪れる人が絶えないそう。毎年6月4日には「歯神社例祭」(通称、歯ブラシ感謝祭)が行われ、歯ブラシ授与(先着順)も有名。歯の御守や御神札もあり、郵送でも受け付けている。

現在、菅原道真公ゆかりの綱敷天神社(つなしきてんじんしゃ)の末社にあたる歯神社。歯の悩みを抱えている人は、一度この歯神社のご利益にあやかって“神頼み”しに行ってみてはいかがだろうか。


歯神社


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