有給休暇がしっかり取れる人にとっては4月27日(土)から5月6日(月)まで10連休となる2013年のゴールデンウィーク。
冬の寒気が去ったうえ、まだまだ暑くもない過ごしやすい気候でもあるこの時期には、やはりキャンプやバーベキューなど、屋外レジャーの人気が高いだろう。

しかし、春のアウトドアには思わぬ危険が潜んでいることを知っている人は少ない。

通常夏に起こる病気のイメージが強いが、意外と春に起こることが多いのが、なんと熱中症。
昨年のGWも連日最高気温20〜25℃を記録し、昨年の4月28日は30℃を超える真夏日となる地域もあった。湿度も高まるこの頃より熱中症リスクが高まっていると言えるのだ。

人間の体は徐々に体が暑さに慣れていくが、春の時期はそれが十分でなく、夏に比べて体が暑さに適応できない状態にある。そのため、夏ほどの暑さでなくとも、熱中症になる危険性が高くなる。
特に春は発汗機能が十分働かないため、熱中症を予防するためには、冷えた水分を補給
することで体温を下げるなど、しっかりとした熱中症対策を行うことが勧められる。

横浜国立大学教育人間学科学部の田中英登教授によると、水分補給に最適な温度は5〜15℃であるという。
水分補給時にその温度を気にすることの重要性は2つあり、1点目は体内への吸収率を上げるため、2点目はその温度により、効果的に深部体温を下げるためだという。
この2点の観点でみると、より効果的な水分補給には温度が低い方が適していると言われている。ただし、冷やし過ぎた水分は飲みにくいと感じたり、胃痙攣を起こす危険性があるため、サーモス株式会社と共同で行った実験によって、補給水温は飲みやすさの観点から、5〜15℃が最適であることが示唆された。

夏に比べて涼しい季節とはいえ、冷蔵設備のない屋外レジャーシーンで冷えた水分を補給するのは簡単なことではない。しかし、真空断熱スポーツボトル(魔法びん)などであれば、9時間以上、15℃以下をキープすることができ、いつでもどこでも効果的な5−15℃の水分補給が可能となるので、屋外レジャーシーンでは、このような水筒を持ち歩くなどして水分補給を5−15℃で適切に行うことで熱中症を予防しよう。

(photo by smith
 

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