2013年3月末、島根の県庁所在地・松江に念願の「スターバックス・コーヒー」店舗がオープンしました。島根のみならず山陰で“初”となる店舗で、全国の都道府県で46番目。残り、スタバがない県は鳥取のみとなりました(「スタバはないけど砂場はある」と、平井伸治・鳥取県知事が発言して話題に)

この松江にオープンしたスタバ、オープン初日、なんと全国のスタバ店舗で史上最高の売上になったことが「Yahoo!」などのニュースで大きく取り上げられました。聞くところ、世界規模でもインドに続いて2位との噂も・・・なぜそんなに売れたのか、オープン直後に松江のスタバに行って感じたことをレポートしたいと思います!

■ 平日の昼から長蛇の列!

シャミネ松江店はJR松江駅の改札を出て2分、駅と同じビルにあります。駅前は大きなバスターミナルになっているので、電車やバスの待ち時間はもちろん、雨に濡れなくても行くことができるのは利用価値大。

お店の前には、平日の昼過ぎにも関わらず、20人は並んでいたでしょうか・・・見た目から明らかに他店舗より多い数のスタッフが、並んでいる客から注文を先に聞いていき、レジではお金を支払うのみ。ドリンクの受け取りに若干時間はかかったものの、行列の割にスムーズな流れになっていました。

■ 「島根」限定タンブラーやマグカップは即日完売状態

スタバといえば、ご当地タンブラーなどをどの店舗でも見かけます。シャミネ松江店でも島根限定のタンブラーやマグカップを売り出したところ、ほぼ即日で完売したそう。筆者がゲットしたコースターは無料でもらったもの。“高さ日本一”の出雲日御碕灯台をメインに、勾玉や島根牛などがデザインされていました。

■ ビジネス街とは異なる客層

店内を見渡すと、平日の昼過ぎという時間帯もあってか、年齢層の高さが目につきました。東京などのビジネス街ではほぼありえない光景で、おそらく地元ニュースでオープンの様子が報道され、「スタバ、一度行ってみるか」と足を運んだのではと予想。また、地元の高校生グループも多かったです。価格はマクドナルドより高いものの、話題性もあって来てみたのではないかと思われます。

地元の人々はもちろん、観光客も利用しやすい場所にオープンしたシャミネ松江店。“縁結び”で知られる出雲大社エリアに向かう拠点でもあり、初日からのフィーバーぶりがいったん落ち着いてもその人気ぶりは“定着”する予感がしました。

スターバックスコーヒー・ジャパン