奈良・大淀町と聞いて、その場所がすぐピンと来る人は、地元以外ではなかなかいないかもしれない。その大淀町は、世界遺産・吉野に向かう途中にあり、自然がとても豊かな場所だ。そして大淀町で最近「番茶」を特産品として全国にアピールする活動を行なっている。
例えば、国道169号沿いにある「道の駅 吉野路大淀iセンター」のレストランときんで食べることができる『番茶ソフト』(330円)。大淀の特産「日干番茶」を使ったご当地ソフトクリームで、番茶とミルクという組み合わせは全国的にも珍しいといえる。
まず、330円という価格は、いくらご当地ソフトとはいえ決して安くない。その理由は、このソフトに使われている番茶が、数ランクあるうちで一番高いものが使われているからだ。そしていざ番茶ソフトを食べてみると、上品な甘さの中に番茶の苦みと風味が感じられ、どちらかというと“大人のソフトクリーム”という印象。番茶がベースなので、子どもでも安心して食べることができる。番茶パウダーをかけるとますます美味しい。
さらに、日干番茶を使ったさまざまな商品が道の駅には並ぶ。焼きたてが人気の番茶パンをはじめ、番茶まんじゅうや団子などもある。もちろん、定番の番茶も山積みで、どれを買おうか迷うほど。奈良・大淀発の番茶グルメ、ぜひ機会があれば味わって欲しい。大和肉鶏や黒米カレー、柿の葉寿司など、ソフトのほかにも魅力的なご当地グルメがたくさんある。
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