
大阪府茨木市といえば、大阪市内のオフィス街で働く人々のベットタウン、というイメージがあるかもしれません。でも、茨木市の北部まで行くと、およそ大阪とは思えないほどのどかな田園地帯が広がっています。
茨木市の山間部、その昔、フランシスコ・ザビエルの肖像が見つかったことから“キリシタンの里”として知られる場所に、「まだま村」があります。村、といっても正式な自治体などではなく、茶房(カフェ)の名称。竹林に囲まれた竪穴式住居を見ると、まるで現代から古代にタイムスリップしたような感覚になります。
いざ、建物の中に入ると、大きな土間に囲炉裏や舞台があり、柱には約200年前の民家20軒分という古材、屋根材には琵琶湖の葦(アシ)が使われ、古代の雰囲気たっぷり。そして、ここでの名物メニューが「縄文ランチ」です。
自家製、または近くの農家から採れたての新鮮野菜で作られた料理の数々は、どれも体によさそうでヘルシーなものばかり。なす、かぼちゃ、大根、糸こんにゃく・・・・・と、20種類ほどあり、どれも旬の食材を使っていて季節感もたっぷりです。みそや塩なども、もちろん無添加。しっかりお腹いっぱいになりました。食後、てびねりの陶器でいただくコーヒーもおいしかったです。
縄文ランチは、1日限定20食。予約制(電話のみ)。その他、クルミや松の実などをひいた香ばしい「ゆるむミルク」「ゆるむ茶」やスイーツなどもありました。
休日にちょっと遠出し、日常から離れた世界に浸りつつ、心が温まるランチをいただく。大阪・茨木市のまだま村で味わえる縄文ランチ、オススメです。




まだま村
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