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元「JUDY AND MARY」のYUKIさんや42歳の現役モデル、平子理沙さんなど、若さを保つアラフォー女性が「奇跡の○○歳」として持てはやされている例は枚挙にいとまがない。
4年連続で「理想の上司」第一位に選ばれるなど、20〜30代が憧れるアラフォー女性として認知されている女優の天海祐希さんが、先日軽度の心筋梗塞と診断されて舞台を降板した。
45歳で心筋梗塞の発症は早すぎるとのことで、こちらはやや稀なケースのようだが、40代ともなれば身体のあちこちに変化が起きていてもおかしくない頃だ。
しかも自分では気づいていなくても、若い人にはあきらかにおかしく見えているという場合も…。

チバビジョン株式会社が、22歳から34歳で身の回りにアラフォーのキャリアウーマンがいる男女を対象にちょっとユニークなインターネット調査を行なっている。計400人のアラフォー女性の部下たちに「40代前後のキャリアウーマンの加齢を感じさせるしぐさ」についてアンケートを行ったのだ。

 
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もっとも多くの人が加齢を感じる仕草だと思ったのは、やっている方は無意識であることも多い「書類を離して読む」というものだった。
さらに、男女別に見ると女性の部下がそれを感じる傾向が強く、全体では26.3%だったものが32.2%になるというのだ。これはアンケートを行った全女性200人のうち37人分に該当するので、あなたにもし6人の部下がいるなら、確実に1人はあなたが書類を離して読むたび「うわぁ」と思っているのである。

誰しもに訪れる「老眼」への対策法として、老眼鏡があるのだが、もう「老眼鏡」を使ってしまえば、自分が年寄りだと認めたみたいでイヤだと、これらを使わずに努力する女性も多いようで、そのような上司に対する若い女性の意見も更に厳しいものとなっている。

 
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頑張って老眼鏡を使わないことが余計にみっともないと思われてしまうようである。

「加齢は誰にでも訪れる避けられない現象ですが、ちょっとした工夫が足りないがために、普段の何気ない仕草で周囲に加齢を感じさせてしまっている女性が多く残念です。」と語るのは、マナーサロン「セレブスタイル」主宰で、自分磨きにおけるリーダー的存在として信頼を集める信頼を集めるあつめる住友淑恵さん。

今回の調査では、“加齢は「眼」まわりに出る”ということが明らかになったが、女性らしく、品のある印象を周囲に与えられる「眼」に関する簡単なコツがあるという。

「視線の動かし方には法則があります。視線や目つきには、強くその人の品格が表れます。視線がキョロキョロしていると、相手に幼稚な印象を与えてしまいます。まずは、優しくまっすぐに相手を見てください。そこを点として、ゆっくりと左から右へ視線を動かします。点を線でつなぐイメージです。視線の動かし方1 つで、相手に女性らしさや、品格を感じさせることはできるのです。」

さらに視界をクリアにしておくことも好印象を与えるコツだという。
「見えづらい時は、遠近両用のコンタクトレンズを活用し、クリアな視界をつくることで、品のある目つきにしましょう。視線は顔の表情や印象もつくるのでとても大切です。」

視線や目つきにはその人の品格が現れるもの、と前述の住友氏。
「それでも老眼鏡はちょっと・・・」と思うアラフォー女性は目線や遠近両用のコンタクトレンズの活用で、「憧れの上司」を演出してみるといいのかもしれない。

(Photo by gagilas