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飛行機の「ウィングレット」をご存知だろうか。

ウィングレットとは、飛行機の主翼端に取り付けられている小さな翼のこと。ボーイング社のB767や737、エアバス社のA330や340などの機体などに見られ、燃費を向上させるなどの効果が出る。後付けタイプ、標準装備タイプがある。

このウィングレットで注目なのが、日本におけるLCC(格安航空会社)の先駆け的存在、スカイマークだ。

スカイマークが多く就航する羽田、ハブ空港の神戸などで機体を見ると、ウィングレットになにかイラストが見られる。その種類は「ハート(赤)」「ダイヤ(青)」「チェリー」など、さまざま。機内からだともっと分かりやすく、スカイマークに乗って初めて「あれっ?」と気づいた人もいるはず。

このスカイマークのウィングレット、いろいろ種類があるようだ。「WikiPedia」にも一部の情報が載っている。また、日本最大の旅客機専門誌『月刊エアライン』2012年12月号掲載の「日本のエアライン・フリート全547機リスト」によると、スカイマークが登録するボーイング737-800の27機のうち、ウィングレットのイラストがあるのが21機。最初に登録した6機にはウィングレットが装備されていないのでイラストもなく、その後の機体にはなんらかのイラストが描かれている(1機のみ白無地あり)

2008年6月に登録されたレジ番号「JA737Q」のハート(赤)が最も多くて9種類あり、一番遭遇率が高い。その他はいずれも異なっており、左がスペード(緑)、右がハート(赤)など左右非対称も3種類存在する。トランプ柄以外に、ひまわりや8分音符なども。航空ファンの間では、このスカイマークのウィングレットを“コンプリート”撮影した写真をネットで掲載するのも見かける。

このウィングレット、なぜトランプ柄など種類が違うのか。その謎はいまだよくわかっていないようだ。一部で「社長の趣味では?」というウワサもあるが定かではない。個人的には、トランプ柄ならば“ジョーカー”などを登場させてもおもしろい気もするが・・・

空港で、機内で、スカイマークを見かけたらぜひこの「ウィングレット」に注目すべし!
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スカイマーク


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