海外に行くたび、日本の「マンガ」を見かける機会が増えました。『NARUTO』『ドラゴンボールZ』『ドラえもん』などのコミック本が海外の書店で”MANGA”のコーナーに並んでいるのはいまや珍しくなく、フランス・パリではあの「BOOKOFF」まで進出しています。
イタリア・ミラノでは現在「MILANO MANGA FESTIVAL」が開催されています。日本発の”MANGA”をテーマとした大規模な展示内容と聞き、先日、会場に足を運んでみました。
メイン会場の「ROTONDA DI VIA BESANA」へは、ミラノで有名な観光スポット・ドゥオーモ近くのFontana広場から路面電車(トラム)で数駅、Cinque Giornata広場の停留所で降りて徒歩3分ほど。円形の外観が特徴的なのですぐ分かりました。
ポスターに『ゲゲゲの鬼太郎』『天才バカボン』『シティーハンター』『エヴァンゲリオン』などのイラストが見られ、日本人としてなんだかうれしくなりました。
入口からすぐ、メイン展示の「 Manga Chronicle(マンガクロニクル)」がスタート。日本のマンガ200年の歴史が紹介されています。マンガとは、1814年の「北斎漫画」から始まり、美しい女性や風景といった近代浮世絵、風刺画の原画などが展示されていました。マンガのはじまりは葛飾北斎と浮世絵だったのか・・・と日本にいるとなかなか気づかないかもしれませんし、マンガが来年で200年なんだと、改めて。マンガ家の数も、20世紀初めは200人足らずだったのが現在、6,000人以上いるそうです。
そして、“マンガの神様”といわれる『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』などを手がけた故・手塚治虫氏のコーナー。大スクリーンでの映像とともに経歴を紹介する様子など、イタリアでも高い評価を受けているのがとても感じられました。ほぼ同時期の『サザエさん』『のらくろ』などの展示も見かけました。
さらに、日本で発売されてきたマンガ雑誌の表紙がズラリと並ぶパネル展示は壮観。1950年代から現在まで300もの雑誌の表紙がそのまま見られました。
ここはもちろん日本語のみ。じっと眺めていたイタリア人たちが果たしてタイトルの意味を理解できているのか・・・などと思わなくもない(笑)一方、女性向けマンガ雑誌の家庭サスペンス「浮気のコツ」、ハーレクイン雑誌の「軽はずみな誘惑」といった見出しもそのまま見受けられて少々戸惑ってしまった日本人です。
このミラノマンガフェスティバル、次回はイタリアで根強い人気を誇るあのマンガなどを紹介します(後半に続く)
ミラノマンガフェスティバル(2013年7月21日まで開催)
開館時間:10〜20時(木曜日と土曜日は22時半まで)
休館日:月曜日
入場料:9ユーロ。6〜26歳・65歳以上・身体障害者・団体など7.5ユーロ。学生4.5ユーロほか。
(Written by Aki Shikamas)
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出来ない?差別!差別!
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という輩が現れない事をお祈りしています。