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大阪を中心に、兵庫、京都、和歌山、東京に23店舗がある『のらや』。手打草部うどんや手作りわらび餅がおいしいお店として知られているが、このお店のマスコットキャラクターが「猫」、通称“のらちゃん”だ。

きつねうどん、鍋焼きうどん、かき揚げ丼、納豆、プリンにいたるまで、かわいい猫の食器に入って運ばれてくる。この“猫食器”は店頭で販売されているが、箸(はし)袋を集めるとその数に応じてもらえる特典も。猫食器のファンは多く、コレクターで全種類集めたり、正月の2日間限定で登場する「福袋」には開店前から行列ができてあっという間になくなったりするほどの人気ぶりだとか。

猫と、のらやの関係は、15年以上前までさかのぼる。

1996年(平成8年)8月8日、のらやは大阪府岸和田市に1号店をオープン。その店舗の建設中、ずっと“野良猫”がそばで見守ってくれた伝説が残っている。仲間全員で作った“野良小屋”のような空間と野良猫――これが、のらやの始まりだった。

いまや、大阪・なんばや東京・三軒茶屋、国分寺などにも店舗を構えるが、大阪・堺市の鳳本店をたずねた。住宅や工場、商店などが密集する場所に、まさに野良小屋のような建物が突然現れた。

その外観はもちろん、中に入ると、初めて訪れたのにどこか懐かしい雰囲気が漂う。特に、小屋の空間が楽しめる個室(11室)はリピーターがいるほど人気で、宴会向けの大広間(60〜70人対応)もあり、近ごろは外国人の団体客も多いという。確かに、店内でフラッと野良猫も迷い込んでいても不思議でない雰囲気がまたおもしろい。

メニューもバラエティにあふれている。定番の各種うどんはもちろん、大阪・大東市にある『小金屋食品』の納豆を使った「納豆ねばとろ黒麦うどん」は、ヘルシー志向の女性にうれしい。スイーツも充実していて、創業以来の定番人気「手作りわらび餅」や、季節限定で「黒米とろ〜りプリン」も登場。プリンの上に炊いた黒米がのっていて新たな食感が楽しめ、生クリームとの相性も抜群にいい。“女子会”“忘年会・新年会”など向けの鍋メニューもそろう。

のらやの猫は実は何種類もいる。メニューをめくると、1匹、2匹・・・と数えてみるのも楽しい。最近、公式Facebookページを開設し、ほぼ毎日発信している写真にも、のらやの猫たちがどこかにいる。月1回発行する『のらや通信』は手書きでイラストがかわいく、「必ずもらう」というファンも多い。ここでも猫たちがしっかり活躍中だ。
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株式会社 のらや
株式会社 のらや 公式Facebookページ

(Written by Aki Shikama)


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