かつて「トキワ荘」は、マンガ『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』の作品を手がけた故・手塚治虫氏らが若き日に合同生活しながらマンガを描き続けた場所として知られる。
そのトキワ荘の現代版とし、2006年から東京都内で240人を超えるマンガ家志望者に安価な住居を提供し続ける「トキワ荘プロジェクト」。このプロジェクトの京都版が今年8月からスタートするにあたり、現在、入居者を募集している。
京都には、マンガの学科・学部を持つ大学が3校あり、学生総数が1000人を超える“マンガ教育集積地帯”であり、京都市には全国初のマンガ文化の総合拠点「京都国際マンガミュージアム」がある。
今回、京都らしく伝統の「京町家」を活用した、マンガ家志望者専用のシェアハウスを提供する。入居対象は、京都でマンガを学ぶ学生、近畿圏でマンガ家志望者として活動する若者たち。この京町家から新たな才能が世界へ飛び出していくのを同プロジェクトが支援する。
入居開始は、2013年8月から。募集は、京都版トキワ荘事業のホームページにて。募集人数は、男子荘5名(女子荘は10月より募集開始予定)。物件住所は、京都市上京区妙蓮寺前町〔堀川寺之内西入〕。
■ 京都版トキワ荘事業公式ホームページ
■ トキワ荘プロジェクト公式ホームページ
(Written by Aki Shikama)
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