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海外に行くたび、日本でおなじみ「ダイソー」が増えている気がします。以前、中国からマカオへ国境を越えて出た瞬間、”Japanese Cheap Shop” なる看板を大きく掲げ、ダイソーの店舗が目の前に現れた時には、思わずその場で一瞬、固まってしまったほど。その後、香港や韓国などでダイソーの店舗をどんどん見かけるようになると「ダイソーって、グローバル企業だったんだ」と、現地で思い知らされました。

そんなダイソーでも、ヨーロッパにはまだ進出していないようです。ただ、類似したお店はヨーロッパの主要都市でもチラホラ見かけます。

先日、イタリア・ミラノのメインストリート、ブエノスアイレス通りで “EURO MANIA” という店名のお店を見つけました。店内に入ると、筆記用具、家庭用品、おもちゃなどが1個あたり50セントから2、3ユーロで売られていました。狭い店内に商品がギッシリ、というスタイルが100均ショップっぽい。厳密に言うと、料金一律ではないけれど。

ただ、見るからに“しょぼい”と感じる商品が多い。すでに糸がほつれている布巾、形が変形しているキャラクターのろうそくなど。ボールペンなども束で売られているけど、明らかに寿命が短そう。イタリア在住の日本人が帰国するたびに「ダイソーはすばらしい!」と絶賛して買いだめしている理由が、行ってみてよくわかりました。整然と美しく並ぶダイソーの店内とは比べ物にならない(しかも質もいい商品が多い)

1つ、日本ではなかなか見かけない柄のテーブルクロスを見つけ、見た目も質感も悪くなく、1枚2ユーロだったのもあって「このぐらいの価格だったら」と、思い切って買ってみました。帰国後、さぁ使おうと思い、ラベルを見たら“Made in India”・・・案の定、ではあるけれど、「あら、中国製じゃないのね」と思うことに。インド製、さて、その寿命や使い心地やいかに。
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(Reported by AS)


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