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夏の食べ物といえば、スイカやアイス…そして、そうめんの方も多いだろう。
暑い日が続いても、ツルッとしてのどごしがよい冷や冷やのそうめんはお腹に違和感なく入り美味しい。

今回は、そんなそうめん界の一風変わった麺をご紹介!その名は「半田そうめん」!!
一般的にそうめんは糸の様に細いが、徳島県名産半田そうめんは太め。そんな太めのそうめんを都内で味わえる『阿波や壱兆』をご紹介!
『阿波や壱兆』では、半田そうめんを様々なアレンジを凝らし創作料理しており、その数々は日替わりメニューで食せるという。
徳島県出身の筆者が取材に伺った日の変わりそうめんは、『ガスパチョメン』(850円)。“ガスパチョ”とは、スペイン発祥の冷製スープ。赤いスープにそうめん?まずはそれだけでビックリしてしまうが、食べてみるとこれが以外に合う!茹でた後しっかりと冷水で引き締めコシがあるそうめんと、野菜いっぱいで酸味が効いているトマト味のスープがとても良く絡み合う…海老も予め殻をむいてくれているから、食べやすかった。麺もスープも、同じ器の中でイキイキとしている!

そのおいしさの秘密を徳島県出身オーナー田中夏尾利さんに尋ねると「麺が細いとスープに負けてしまうけど、半田そうめんは太いからこそ何にでもアレンジしやすいんです」と、教えてくれた。田中さんが子供の頃から慣れ親しんだ母の味(出汁)も密かにこのスープに入っている。

筆者が子供の頃も半田そうめんが食卓に並んだが、いつも茹でて市販のツユにつけて食べるだけのワンパターンだったっため、夏場でも食べやすいそうめんとはいえ流石に飽きてしまっていた。しかし、『阿波や壱兆』の創作メニューはなんと300種類以上!栄養バランスを考え、日替わりで飽きない様にと工夫されている。

今年5月に放送された「火曜サプライズ」(NTV)では、ウエンツ瑛士さんや個性派女優鈴木砂羽さんも「オニオングラタン温めん」や「イカ墨温めん」といった自慢の創作メニューを食した。2009年の田中さんの誕生日にオープンし、口コミで広がった『阿波や壱兆』は、今年7月8日(月)で4周年。7月13日(土)放送の「メレンゲの気持ち」(NTV)でも紹介される予定なのでチェックして欲しい。

そしてもう1つとっておきの情報をお伝えする。
実は、半田そうめんは温めんとしても美味しい。日替わりが温めんの時もあるし、夜に定番メニューで温めんを食してもいいだろう。夜はお酒も呑めるし、もちろん食事のみの利用も大歓迎だ!

昼も夜も夏も冬も徳島にゆかりがある人やない人も、半田そうめんを味わいに気軽に足を運んでみてはいかがだろうか。
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『阿波や壱兆』
●住所:中野区東中野1-58-11
(東中野駅西口改札を南側(左)へ出て、階段降りたらすぐ右へ)
●営業時間:pm12時頃〜pm22時半頃まで(夜のラストオーダー22時)
●定休日:日・祝祭日
●電話:03-3363-7234

※詳細はHPでご確認下さい。