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銀座にまた「美ら海」がやってきた。

銀座ソニービルは7月19日から、沖縄美ら海水族館の監修のもと全館で「46th Sony Aquarium」を開催する。
屋外のイベントスペース「ソニースクエア」には、2008年から登場し、今では銀座の夏の風物詩ともなった14トンn巨大水槽が設置。
何より目を惹く2匹のサメは、美ら海水族館で生まれたレモンザメだという。他にも15種類870匹の魚たちが、期間中入れ替わりで泳ぎまわる。

去る19日には、巨大水槽の除幕式が行われた。
除幕式にはソニー企業株式会社代表取締役菅原健一氏や沖縄美ら海水族館の館長宮原弘和氏のほか、2012年1月より同館の名誉館長をつとめている俳優の山崎努氏が登壇。
山崎氏は、人工尾びれを装着して泳げるようになったバンドウイルカの実話を基にした映画で館長役を演じたことから、同館の名誉館長に任命されている。
除幕で大水槽が開帳されるのと同時に、自身も美ら海の生き物たちに心奪われているようだった。

 
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同ビル8階のコミュニケーションゾーン「OPUS(オーパス)」では、ソニーの超高精細・高色域を実現する4Kカメラ「F65」と、レンズ交換式デジタル一眼カメラ”α99”を使用して撮影、さらに4Kを投影できるSXRDプロジェクターと、ソニーにおけるスピーカーの最上位機種である「SS-AR1」とマルチチャンネルインテグレートアンプ「TA-DA5800ES」によって上映する。

「4K」とは、フルハイビジョン(1080i)のちょうど4倍の画素数を持つ映像。2011年12月に世界初の商品化がされて以来、高画質を追求するために4K対応のテレビが各社から発表されている次世代の画質規格だ。

200インチスクリーンで「美ら海」とともに暮らす竹富島の情景や石垣、西表島の生物や大自然を美しい映像で堪能できる。
撮影時の風の音や落ちる水の音から、おばぁが機を織る音まで、自分がその場にいるかのように感じさせる高音質も魅力だ。
 
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美ら海を切り取ったような生物あふれるアクアリウムは、夏休みいっぱいの9月1日まで展示される。
1階および2階のショールームではソニーのテクノロジーを通じて海や生物の“フシギ”を体験できる「美ら海 カラフル・ワンダーランド」、親子で写真撮影をしながら探検ができる「親子体験プログラム(要事前予約)」もあり、夏休みの自由研究にも利用できそうだ。

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