知ってる？アイスティー「3分ルール」 5つ星ホテルでティーセミナー体験

夏といえば、「アイスティー」が最もおいしい季節。カフェやレストランでアイスティーを飲むのもいいが、自分で作ったほうがリーズナブルで気軽に飲むことができる。

先日、日本最高級の5つ星ホテル「セントレジスホテル大阪」で開催されている『ティーコノシュアーセミナー』に参加する機会に恵まれた。第5回目となる同セミナーのテーマは、夏らしく「アイスティーの極意」だった。

このティーセミナーは、ドイツの老舗紅茶メーカー・ロンネフェルト社と同ホテルが連携して開いている。この日、ロンネフェルト社認定のティーマスター、森直樹氏による“簡単でおいしいプロのアイスティーレシピ”をテーマにセミナーが行われた。

まず、アイスティーのはじまり、世界各国のアイスティー事情などの紹介から、続く「基本のアイスティーの作り方～茶葉の選択」では、アイスティーを作ると白く濁る現象“クリームダウン”しにくいとして、ジャワティーなやニルギリ、キャンディなどの茶葉が紹介された。

そして、茶葉から一度、ホットティーを作って冷やす“二度取り”で白く濁らないクリアなアイスティーを作るため、【1】茶葉をむらしたあとに急冷する、【2】湯量を半分にする、ことがポイントとのこと。仕上がりの見た目はもちろん、しっかりとした味付け、そして茶葉のむらし時間として“3分”がとても重要なのだという。さらに、できたアイスティーは常温で7～8時間以内で飲み切るのが理想的で、冷蔵庫に入れると濁りやすいなどの注意点も。ちなみに、白く濁っても飲むには問題ない。

その他、おいしいアイスミルクティーやアイスフルーツティーの簡単な作り方の紹介も。ティーマスターによるアイスティーはその場で試飲でき、5つ星ホテルが誇るスイーツの数々とともに極上のティータイムを過ごすことができた。

このティーセミナーは次回、9月18日15～17時にセントレジスホテル大阪で行われる。テーマは「新しいスターを紹介します」とのことで、ティーマスターおすすめの隠れた逸品が紹介される予定。参加費は1人5,000円（税込、サービス料別）で、受講料・ウェルカムドリンク・アフタヌーンティーセット・ロンネフェルト紅茶が含まれる。その後、ミルクティーや冬のアレンジティーなどのセミナーもほぼ月に1回ペースで開催される。

続けてセミナーに参加してもいいし、自分の興味があるテーマのみの参加もOK。午後のひととき、最高級のホテルでおいしいアフタヌーンティーを味わいながら世界の紅茶について学び、自宅でも生かせるノウハウもしっかり身につくオススメのセミナーをぜひ体験してみてはいかが？