ドライアイは“目の肌荒れ”！？その原因はあなたの“目ヂカラメイク”かも？

　目が乾く、疲れる、なんだかゴロゴロする…そんなドライアイの症状に悩まされている方も多いのでは？　それらの目の不調は、長時間のPC使用やエアコンなどが原因と言われていますが、実は意外なところにもあったのです。

　ドライアイの症状を考える上で、まず知っておきたいのは“実は涙は三層に分かれている”ということ。最も目の表面に近い層は、角膜に涙をとどめる働きをする「ムチン層」、その上の層には涙腺から分泌される「涙液層」、そして一番上の層に涙が蒸発するのを防ぐ「油層」があるのです。

　そして昨今、ドライアイの最大の要因と言われてきているのが、一番上の層の脂質を分泌する「マイボーム腺」開口部の詰まり。涙液を保護するための脂質がきちんと分泌されなくなることで、涙がどんどん蒸発してしまうのです。

　このマイボーム腺の詰まりの原因のひとつが、女性の“目ヂカラメイク”。油成分の多いメイク製品や、エクステの接着剤などが、マイボーム腺の開口部を塞いでしまうのです。アイメイクを施す女性の場合はもちろん、メイクをしない男性であっても、不衛生な状態からマイボーム腺が機能しなくなることもあります。また、目元を不潔な状態に放っておくと、まつ毛の根本にはフケのようなものが発生。実はこれ、「デモデックス」というダニの一種！かゆみなどの不快感だけではなく、気づかないうちにまつ毛の根本にダニが寄生してしまうのです…。

（アイメイクで詰まったマイボーム腺）

（デモデックス）

　そこで、マイボーム腺をキレイに保つために医師も勧めているのが、目元の洗浄＝「リッドハイジーン（Lid hygiene）」。海外では様々な洗浄用の製品が店頭に並んでいるほど、すでに浸透しています。

　そしてようやく日本でも「リッドハイジーン」関連商品が発売になりました。それが「リッドハイジーン」を目的に開発された日本初の目元用クレンジング「アイシャンプー」。アイメイクリムーバーや洗顔料だけでは落としきれない、まつ毛の根元の汚れをきれいに洗浄するという『まつ毛の根元を洗う』という新しいコンセプトのクレンジングです。

　ドライアイとは、いわば“目の表面の肌荒れ状態”。お肌のケアは毎日するのに、目元のケアはおろそかになりがち。是非この機会に“まつ毛の根本を洗う”新習慣を始めてみてはいかが？