さまぁ〜ずに3人目のメンバーを入れるなら誰?という問いに対して、2人の意見は「アナウンサー」ということで一致している。それは2人ともどちらかというと司会をサポートして番組を盛り上げるタイプであるためで、さまぁ〜ずがメイン出演者となる番組において、2人のうちどちらかが司会を務めるよりも、“進行役”が別に存在しているほうが、2人のキャラクターが活きてくるのだ。
テレビ東京「モヤモヤさまぁ〜ず2」の人気をはじめ、自他ともに“最強の組み合わせ”であることが認められた「さまぁ〜ず×アナウンサー」の構図。
このような最強の構図を引っさげて、NHKで今年4月から放送が開始されている番組があることをご存知だろうか。
毎週土曜8時に放送の、NHK「突撃!アッとホーム」が7週間の夏休みを経て、今週9月7日(土)からセカンドシーズンが放送される。
タイトルやその雰囲気からは、なんとなくさまぁ〜ずとアナウンサーが外を飛び出し日本各地をぶらぶら。アポなしで一般の家庭に訪れて交流を図りながら、さまぁ〜ず独自の視点で家族のキャラクターや今夜の晩ご飯をいじり倒していきます!という感じが漂っている。なにしろ、アナウンサーは「ブラタモリ」の久保田祐佳アナだし。
でも、こちらのさまぁ〜ずはスタジオを飛び出さない。さまざまな企画のVTRをもとに、番組は進行していくのだ。
例えば、家族の「イマ」を取り上げる「我が家の大問題」。「バブルを忘れられない母」や「父親が好きすぎる娘」など、家族や年代に関するインパクトの強いテーマで興味を誘う。
さらに「幸せサプライズ」。以前の放送では、子どもが親にサプライズをしかける。大好きなアーティストのダンス披露や突然の里帰りなど、ちっぽけなサプライズに思えるかもしれないが、みかん農家を捨てて俳優を目指し町を離れた自分を最も応援していたのが父だと知ったのは、父が急死した後だったなどのエピソードを踏まえていて、楽しかった序盤の雰囲気から一転、目に熱いものがこみ上げてくるのだ。
また、「親子バトル」では、親と子がスポーツなどでガチンコ勝負。子どもが親を超える瞬間を、正式な会場で、本物の判定員を呼んで本格勝負を演出する。そして、これはただのスポーツバトルではない。
以前放送された水泳対決では、父親はバタフライの日本記録保持者であり、ただのオヤジではないのだ。
越えられない高い壁。しかし息子も県大会で入賞を果たすほどの速さで、若さを武器にオヤジ越えに挑戦する。結果息子はビデオ判定に持ち込んだ末0.09秒差で父親に敗れてしまうのだが、中学3年で毎日成長している息子が父を越えるのはそう先の未来ではないことも意味していて、それに気づいている父親のどこか嬉しそうな表情も印象的だった。
次回9月7日は「親子バトル」SPを放送予定。ホームページによると、元・甲子園球児の父に中学生にして球速130kmの剛腕投手が挑む「野球対決」、金魚すくい日本王者の母に子供たちが挑戦する「スタジオ生対決」、かつての賞金王にプロを目指す息子たちが挑む「ボウリング対決」の3本を一挙に紹介するようだ。
バトルももちろんのこと、バトル前の親子が一言も交わさない張り詰めた空気などこれまでの放送でも見応えは充分だった。
夏休みを終えてパワーが充電されたセカンドシーズンの第一弾、これは面白くないわけがない!親子の白熱バトルに期待が高まる。
【Nicheee!編集部のイチオシ】
・【通推薦!ネクストブレイク芸人】 阿波出身!日本人しょうゆ顔&ドイツ人と日本人のハーフ漫才「あわよくば」
・頻繁に聞く「若者の○○離れが深刻」・・・では若者は何に近づいているのか
・天草エアライン「親子イルカ」がかわいい!
・ニンジャで情操教育
・女性「結婚したいのは小栗旬よりバナナマン日村」
【Nicheee!編集部のイチオシ】
・【通推薦!ネクストブレイク芸人】 阿波出身!日本人しょうゆ顔&ドイツ人と日本人のハーフ漫才「あわよくば」
・頻繁に聞く「若者の○○離れが深刻」・・・では若者は何に近づいているのか
・天草エアライン「親子イルカ」がかわいい!
・ニンジャで情操教育
・女性「結婚したいのは小栗旬よりバナナマン日村」